投稿元:
レビューを見る
原文をこの本を手にする半年くらい前に読んで、
原文がもうきったない言葉の連続なんですが、それをどこまで拾ってどこまで省いて
どう日本語にしてるのか気になってました。
そして春樹訳の前に野崎孝氏訳を読んでみたのですが、どうも違和感あったのです。
でも、春樹訳では春樹本に慣れていたせいかもわからんけども、
すごくしっくりきたのです。
投稿元:
レビューを見る
この主人公、いつも地雷ばかり踏むので先生から嫌われていた中学のクラスメイトを思い出す。
広島出身の担任(893風)にカープの悪口言ってみたりとか。
あいつ元気かなあ。
投稿元:
レビューを見る
実は、この翻訳ものを読むまで、「ライ麦畑〜」の良さが全然分からなかったんですがはじめてなんとなくそういうことだったんだな・・・と作品の味わいのようなものがわかりました。「ライ麦畑でつかまえて」に共感できなかった村上春樹ファンのかたは、試してみてください。
投稿元:
レビューを見る
最初読んだときは意味不明でした。気分が暗くなりどうしようもない脱力感を感じました。でも今なら彼の気持ちがわかると思います。2回くらい読んで読み返したい本です。
投稿元:
レビューを見る
甘酸っぱい。青春の味。 強がる少年の心理描写がとてもうまいと思った。また、主人公の少年は自己分析がしっかりしていてとても利口で、そして、繊細である。そんな少年の数日を描いた小説である。主人公が悪ぶるところ、自殺を思う場面のせっぱ詰まった苛立ち、友達との他愛の無い会話、幼友達の少女に抱く淡い恋心、妹に抱く愛など、とても繊細に描かれていて読んでいて胸が痛くなる。
物語の中で2回ほどタイトルにつながる歌が流れる場面があるが、その場面と暴走するトラックのイメージが重なって、青春時代の危なっかしい自分自身を思い出した。青春と孤独を描いた傑作。
投稿元:
レビューを見る
村上春樹訳
もっと若い頃(学生時分)に読めば違ったんだろうと。
読みながら「若いなぁ」と思ってしまった。
悪くないとは思うんだけど、世間が言うほど良くも思えなかった。
微妙。
投稿元:
レビューを見る
村上春樹訳と聞いて読み返してみた。割と読みやすくなったのかな?初めて読んだ時ほどの衝撃はないな。歳かな。
投稿元:
レビューを見る
邦題「ライ麦畑でつかまえて」
野沢訳より読みやすかった。
村上春樹の文章に慣れてしまってるだけだと思うけど。
投稿元:
レビューを見る
堕落していく高校生の話を聞いている感じ。読んでいる最中、『バスケットボールダイアリーズ』のディカプリオが頭に浮かんできちゃいました。途中ちょっと読むのが辛くなったりしましたが、最後までなんとか読みきりました。翻訳的には面白かったけど、ストーリはうーん、、、、という感じ。
投稿元:
レビューを見る
何十年も前の作品なのに色褪せない。サリンジャーなのに、村上春樹の作品を読んでいるような気分。いくら訳が村上春樹だからって……
投稿元:
レビューを見る
浪人時代、これ読んで欝になりました(笑)小6で車輪の下を読んだときは無反応やったのに。どうもさやかも老いたようです。笑
投稿元:
レビューを見る
第14回:J.D.サリンジャー『THE CATCHER IN THE RYE』
http://ameblo.jp/pippu-t-takenoki/entry-10002679288.html
投稿元:
レビューを見る
野崎訳を大学生時代に読んで、ところどころ覚えているという感じであらためて読んだ。数年たっていたので、言葉遣いなどは覚えておらず、ほとんど比較的な視点を持たずに読んだ。純粋に面白かった。30を過ぎ、もう主人公の年とはずいぶん離れてしまったが、自分が高校生ぐらいだった頃を思い出しながら、結構感情移入して読めた。やはり時代のscrutinyを乗り越えて読まれている本だけはあるというかんじ。
投稿元:
レビューを見る
そして、私の中の最大のなぞだった「ライ麦畑のキャッチャー」の意味が明らかに。ちゃーんと本文中にはっきりと書かれてありました。以前ほかの人の訳で読んだときには、まったくこのタイトルの意味がわからなかったのに、村上訳では、とてもはっきりとした意図を持ってつけられたタイトルであることが、やすやすと読んでとれました。そして、おぼろげながらも、この作品の若者をすごくひきつける魅力がわかったような気がします。やっぱり、訳って大きいよねえ。
投稿元:
レビューを見る
やばい、私 ホールデン好きかも、と思う。彼のエキセントリックなところが私の悶々に良く馴染んだ。癇癪、衝動、嘲笑、残念に思う気持ち、いたたまれなさ、「それ以後」がなければ「喜んで実際窓から飛び降りただろう」。わかる、と思う。わかってもちっとも嬉しくない。「ある種のものごとって、ずっと同じままのかたちであるべきなんだよ。大きなガラスケースの中に入れて、そのまま手つかずに保っておけたらいちばんいいんだよ。そういうのが不可能だって、よくわかっているんだけど、まあ残念なことではあるよね」。残念!この感傷とは程遠さが鮮烈だった。私なら切ないとか言っちゃいそう。写真取りたいってのと似てるかもと思った。残して見返したい、ってのとは違うの、その瞬間、「写真取りたい」って思うこと。