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似たり寄ったりの表紙は良くない! 疑惑とは御新造さん絡みだったのか〜太物を扱う主人が娘を近所の同業者に娘をやり,娘は離縁を望み実家に帰るが,嫁ぎ先は経営が悪化,実家は得意先を取り込む。訴訟に持ち込まれた結果,芭蕉の顕彰碑を建てようと尽力している与力に味方し,娘は復縁に応じる。捨て子を預かった半次は迷子札を辻所に出し,留守中に引き取ったのは偽物。親を探ると双方共再婚し,引き受けないので,養子を望む偽物が引き取ることに・・・それにしても女房は外泊が多くなった。嫁に出した将軍の娘を舟からからかった連中がお縄に掛かり,家主も同罪。小三郎は上野の門跡に掛け合って金で解決させるべく奔走する。当然,礼金をせしめるためだが,在では盗賊の頭であった。小三郎が強請った茶坊主は高弟を嵌めて120両を騙しとられそうになり,小三郎に相談する。小三郎は他の弟子の前で別の茶碗を粉々に割れと知恵を授ける。半次の連れ合いは小三郎を妻子のいる在所に帰そうと奔走していた。放心状態の子三郎は小料理屋で嫌がらせを働いていた勤番侍二名の腕を斬り落とし,心臓を一突きにしてしまい,当然下手人となるが,将軍の声掛かりで無罪とはなるものの,旧藩の預かり,在所に戻される〜この直前の本と同じ様な装丁で副題も二文字は良くないわ。混同しちゃうって。で,この先は挿絵をがらりと換えることになったのかな?
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半次は不運なおとこです
男っぷりもいいし、周囲の評価も高い
でも、次々と不幸がおきます
志摩・・・何を考えているのでしょうか
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蟋蟀小三郎,疫病神だけど,憎めないキャラ。半次をさんざん振り回すが,志摩には頭が上がらない。これからも,半次との腐れ縁は続きそうで,楽しみ。
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半次捕物控シリーズ4弾。下戸の半次は蟋蟀小三郎と飲み仲間のようなお志摩の関係につい嫉妬してしまう。 半次にとって疫病神のような存在の蟋蟀小三郎だが、儲け話を不意にしているのは半次の方。「は組」の頭・藤兵衛を万引犯扱いしてしまった大店の青木屋と仲裁に巻き込まれた半次は、出かけていく事が多くなったお志摩が、ある日、朝帰りをしたお志摩に問いただすことのできない…。終盤で蟋蟀小三郎の意外な身の上話が明らかになるが、半次とお志摩との心の行き違いでお志摩が家を出て、半次と分れる覚悟の展開に驚いた。