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紙の本
目からうろこの闘病記
2006/04/21 22:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななかまど - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者を全く知らなかった。なのにこの本を読んだのは身近に肝硬変の者がいて、今の病状がどのくらいで、それに対してどういう治療をするのかを知りたくて本を探していたから。医者の話をきいても肝臓の病気の本を読んでも、どれも同じことしかいっていなかったし。
B型肝炎から肝硬変の末期の瀕死の状態までいった著者が、アメリカで移植を待ちながら九死に一生を得て生還した闘病記で、お話だけでも感動もの。その支援者にもびっくり。
また、こういう本にめずらしく読みやすい。
ただそれ以上に興味をひいたのは、アメリカでの治療の仕方がとても違っていたこと。
例えば、肝硬変の合併症である静脈瘤破裂に内視鏡で処置をするが、日本では処置後最低3日は禁食なのに(日本での著者)、米国では初日から柔らかいものを食べて、翌日からは普通でOKなんだそうだ。身内はこの処置のあと1週間以上も禁食で、食べたい食べたいと言いながら食べさせてもらえなかったことを思うと、目からうろこだった。もちろんどちらのやり方がいいかは、その人の病状、体力によっても違うだろう。でも、そういう治療法もあることがわかると、医者に対しても出せる要求も違ってくる。もし肝硬変のご家族がいる方がいたら、一度読んでみられることをお勧めする。
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