不機嫌なドクター みんなのレビュー

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投稿者：you　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　「心臓学の帝王」と呼ばれ、たくさんの人の命を救ってきた医者、ジェレド・グレンジャーはふとした事故で、医者としての生命線である右手に深い傷をおってしまう。
　ハンサムで、病院でも一、二の人気を誇ってきたが、今はメスを握ることができない。失意にくれるジェレドは患者としてとても扱いにくく、彼の担当の療法士は三人も首になり、ブルックは最後の頼みの綱だった。かねてから、ブルックはジェレドに憧れており、彼には抗いがたい魅力があった。
　かつて恋愛で傷ついた過去を持つブルックは、仕事の関係に徹しようとするが、通院を嫌う彼に在宅療法を施すことに…
ブルックのやさしさや、懸命な治療によりジェレドがだんだん心を開いていく過程にとても感動しました。
　また、過去に恋愛で傷ついたことから、少し臆病になっていたブルックがジェレドと出会い、精神的に自立し、とても明るくなったところも共感できます！！
　読んだあとにハッピーな気分になれる作品です！
　また、この作品の続編である『ドクターの危険な口実』に二人も登場するので、あわせてご覧になってみてください！！
　ロマンス小説が好きな方、必見ですよ！！