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えっと…なんていうか…エッセイにしては難解な単語が並びすぎていて辞書をひくのがいっぱいいっぱいでした!タイトルからして判らんよ
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カテゴリとしてはエッセイに入るんだろうけれど、そんな軽い呼び方で呼べません・・・。随筆ですこれは。
高村さんの目線の鋭さ・・・感性の細やかさ・・・小説を書くべくして生まれてきた人なんだなぁって思いました。この人はきっと書かないとダメなんだと思う。
日々の何気ない処から物語を紡ぎだす能力、さらそれを文章へ昇華する表現力・・・それは高村さんの目線と物を思う力から生まれ出てきたモノなんでしょう。
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イマイチ、頷けない内容の文章ばかりだった。
著者唯一の雑文集とあったが、この著者の他の作品とクオリティがかけ離れている気がした。
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10月13日読了。高村薫が自らの視点で日常を綴ったエッセイ集。最初のうちは「作家のオバサンがこぼす日本への愚痴」が延々と繰り返されゲンナリする。物事に対する感じ方が相対的なものであるなら、自分の考えをさも価値のあるもののように人前に出したりするなよ!などとも思うのだが、この人はこの人なりに自分の考え方と、それを文章にして世に出す、という行為に対して誠実に向き合おうとしているのだな・・・とも思えてくる。最終章に収録された、小説で大阪の人間を描くことについての講演の内容は、大阪に生まれ育ち生活する作家ならではの視点・分析がこめられていて読み応えがある。
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高村薫さんのエッセイ。
著者の脳内をのぞくことができる興味深い一冊。
個人的には、やはり力いっぱい表現した作品群の文章がインパクトありすぎて、少々物足りなく感じてしまいました。
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高村薫さんの雑文集です。
いろんな事柄に関しての考察を文章にしてあるんですが、高村さんの小説を読んだときに感じる不自然さっていうのはこないだ書きましたけど、私が気づいてる部分はきちんと自分で分析して書かれてました。物書きさんなんだからそんなこと当然ていわれるかも知れませんけど、なかなか洞察力ある分析で感心しました。
正直な人ですねー。びっくりした。
予想に反してなかなかおもしろく読めました。
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エッセイ集だと知らないまま読み始めました。
うんうん、と肯けるところもあり、そうなのかーと思うところもあり。
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テレビで見かけた高村薫は、きりっと背筋が伸びていてちょっと怖いくらいの雰囲気を持っていた。で、この本の中にもそんな近寄りがたい高村薫がいました。今のところ、小説には手が伸びそうもない。
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実家で夜中に読むのに母の本棚から借用というか以前に貸したのを取り返し読む(苦笑) 気になった章を目次から抜き読みというところ。
本日は「終戦記念日に」をチョイス。
長編の推理小説家である女性作家の随筆。小説と同じく日本語への執着が強く、執拗な文体である。高村薫に短文を書かせること自体の好き嫌いは分かれるか。。。背骨にあるところの思想に共感が持っていたが、以前読んだ時より批判的な自分もおり・・・うむ、★4。昔より大人になったか、自分。。。 こうして人は大人になるのね。
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うーん・・・正直とっても読みづらい。柔らかいエッセイに慣れすぎている自分を痛感。時々面白く感じるところもあるんですが。
新聞や雑誌への寄稿文が多いから、すごく話題が偏ってしまってるんですよね。エッセイ集用に書いてればきっともっと話題を散らしたんでしょうけど。
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新聞、その他諸々に掲載されたエッセイといってよいようなもの。
第三部の「仕事の風景」は、色々な職業の方の一日を切り取ったものだったけど、高村薫ワールドになってました。
第五部の住宅、それに付随するものは高村先生自身の考え方の根底を覗き見た感じがしました。
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小説家の著者が、現代の日本社会に見られるさまざまな問題について語ったエッセイ集です。
どのようなテーマを論じる場合にも、いつも現実と著者自身が語りうる言葉との距離を測定しながら語っているような印象を受けます。小説家の言葉というのは、こうした状況との絶え間ない対話の中から紡ぎだされていくのかなあ、と感じました。
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その時代に即したエッセイもあるので、現在では、かなり意見が変わっているだろう部分もあるが、作者の小説を読む時の一助になるエッセイ集。
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エッセイって、著者と価値観が近くて波長が合った感じがすると、ものすごく楽しめるのですが、その逆だったら、全然面白くない。
『半眼訥訥』は半々って感じでしたね。
子どものことを扱ったⅡ章と、家について扱ったⅤ章(家のつぶやき)は楽しく読めましたが、興味のないⅦ章のクラッシックの話題は読み飛ばしてしまいました。
でも、本作品を読んで"高村薫"の作品にしばしば登場する大阪の街、教会、下町の工場… これらが舞台となる背景が少しわかった気がしました。
その点では収穫ありですね。