投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
相変わらずいろんな陣営のキャラが情勢の説明をするだけで進んでいく話。何かしらカラの資質が開花して、大きなことをするかと思えばそうでもなく、あとがきを見て、あー終わりだったんだという感じ。思えば全巻通して世界観と雰囲気を楽しむだけしかなかったけど、まあそれで満足だったとも言える。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
よく庶民は王家のことを嫉妬し熱望するだろうと思うが、やはり王家は王家で苦労がある。苦痛がある。天皇家はたぶん庶民になりたいんだと思う。戦争している国は平和を愛するが、平和は戦争を好む。暴力は暴力を生むが、平和なんてまやかしにすぎない。戦う無力な少女は国民のために何ができる。なにもできない。だから何かするのだ。隣の芝は青い。青すぎてきれいだ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
高野さんの金賞受賞作。
ある大陸の片隅、七つの主要都市がそれぞれ掲げる七人の姫達の物語。
三巻くらいまでは読んだんだけど、そこから先が買ってあって積み状態だったり…。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読み始めから目が滑る滑る。なんだこの文章。
パッと見ても特別おかしいわけじゃないのにとにかく目が滑る。
電子機器の説明書を読んでいる気分だった。
幸いだったのは、その説明書が比較的言葉数が少なく簡単だったこと。
それでも8割読み飛ばして、ほぼ台詞だけを追う状態で、
やっとなんとか読み終えました。
雰囲気は独特で結構好きです。
ボーイミーツガールの初々しさや、静かな感じとか。
でもとにかく文章が……。
どんなにいい物語でも、頭に全く入ってこなければ意味がないわけで。
イラストはパキッとしてきれいなんだけどなー。
文章や雰囲気もそれに合っていると思うんだけどなー。
うーん。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
図書館で見かけたので借りてみた。
透明な雰囲気。
世界観は好きだし、キャラも好きなのだけど、いまひとつ何かが足りない感じ。
でも読み続けてみようと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
誰のかの意のままに動く傀儡の姫。
ひとりで、いや、ふたりで歩き、考えたその時間は彼女をそこから解放した。
自ら言葉を紡いだとき、彼女は本当の姫になった。
自らの意志で姫になった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ある大陸の片隅。そこでは、七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した…。
戦闘自体は少なめ、
一騎当千というよりは戦術よりも戦略に重きを置いてます。
そのための派手な戦闘よと政治的駆け引きや調略のほうが多め。
各姫は個性があって魅力的なんですが、
他の登場人物に特に魅力を感じないのが残念。
特に自国の軍師と将軍。
季節の移り変わりとか空気感の描写が非常に心地よいです。
大陸的かつ日本的なんですよね。
(自分が田舎育ちというのもあると思います)
この本の一番の魅力はそこかと。
☆3ですが好きな作品です
以下ネタバレ雑感ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
綺麗にまとまってると思うんですが。
結局のところ大して状況変わってない感が。
覇を唱えるか7人揃って大団円を迎えるかして欲しかった。
姫は君主でなく象徴ってのが物語のミソでもあると思うんですが、
そこが魅力でもあり、薄く感じてしまう部分かなーと。
常盤姫と琥珀姫がお気に入りなんですが、
後半は活躍が少ないのが個人的に残念。
うーん惜しい(自分の期待してるとおりに話が展開しないという意味で)
けど、この話はこれでいいと思う。
良い作品です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「悪い人だけど、ずるい人達だけど、私の一番大切な人達です」
(高野和/七姫物語1/p.212)
透明感あふれる物語だった。主人公である女の子を中心とした姫様同士の覇権争いがテーマなため、ちょっとドロドロしそうだけど、そんなにドロドロと感じなかった。
カラとトエ、テンの関係がとても心地よくかんじた。
面白かったとか、すごいとかは強くは感じなかった。どちらかといえば、透明感が心地よい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読むのが疲れる文章だった。読んでいてもその場面が脳裏に浮かびにくく、常に詩のような文体で、独特さを出そうとしているのかもしれないがあまり効果的ではないと思った。幼い主人公の一人語りだからそうなのだと割り切ればそれはそれで。
登場人物はみんななかなか魅力的だし、世界観も気に入った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
古本屋購入で申し訳ないですが、表紙と始まりに一目惚れして全巻買ってしまいました。
女の子が主人公なのがまた良い。
カラスミとヒカゲのやりとりに和み、テンとトエのコミカル・シリアスなやりとり、駆け引きに引き込まれます。それにいつも呆れている衣装役さんも素敵です。
特に好きなのは翡翠姫とヴィイの会話。もう少し出番があったら嬉しかった…。
番外編が出たら嬉しいラノベです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
お姫様を演じるお話。
中学生の頃に買った本。遅ればせながら、最近最終巻を買ったのでまた一から読み始めました。
始まりの日から、四宮との戦争まで。
お姫様の中では、四宮琥珀姫殿下が一番好きです。優しい人だからこそ、政争には向いていなかったのでしょうね。
カラカラもかわいい。けど同時にテンやトエルに着いていける時点でたくましい。
そこまでは描かれないでしょうが、彼女がどんな大人になるのか気になりました。