紙の本
キング風味
2016/12/23 20:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:肋骨痛男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙や挿絵が好きです。
わたしの好きな一節。
「理恵子は首をぐらぐらさせ始めた。今度は、それを止める気さえないようだった。この奇怪な仕草は、彼女が使い慣れた安全弁なのだ。それを開ければ、逃げ道ができて息がつける。」
投稿元:
レビューを見る
「もし、この世界に生きる人の夢の空間が別の世界と繋がっていたら…」
この作品はそんな「もし」を描いたものです
こことは別の世界で起きた話
惑星テーラでは人の意識を肉体から切り離し自在に保管、移動させる
極秘プロジェクト「ナイトメア」が行われた
実験に使われた装置「ビックオールドワン」。被験者は死刑の決まった重犯罪者達。
実験は「ビックオールドワン」の暴走により失敗する、暴走はテラに天変地異をもたらし
人類を壊滅に追い詰めることになる
ただ、実験がもたらした不幸はそれだけではなかった
実験後に出来た巨大な穴から意識だけになった犯罪者達が逃亡したのだ
逃亡先はこの世界の人々の夢
犯罪者達の目的はこの世界の人の夢に入り込み身体を乗っ取ること
「ドリームバスター(D.B)」とはこちらの世界の夢に入り込み
賞金をかけられた犯罪者達を狩る賞金稼ぎのこと…
16歳のシェン、屈強な大男マエストロもD.Bである
しかし、シェンの母親は逃げた犯罪者の一人だった…
あらすじ長…SFだもんで頭悪いから説明がこれ以上要約出来ません
宮部さん上手い事よく考えますね
連作になっていて今まで2つの本が出ています
今も何処かで連載されています
全てを終えたときは結構長い話になりそうで
宮部さんの代表作の一つになること間違いないでしょう
投稿元:
レビューを見る
帯より『淋しいあなたに、小さな勇気を贈ります。かくも愉快かくも深い宮部みゆきワールドへようこそ! 夢と冒険! 最強のアクション・ファンタジー巨篇 待望の第2弾』
投稿元:
レビューを見る
前作を読んで大分たつので、忘れた部分あり。設定はなんとなく覚えてるので、読むのに支障はないけど、細かい伏線とかひっかけとかはわかってないような。
お話はちょっとアニメっぽい、ただでさえこの作者は語り口がこなれすぎてるし、この作品では(わざとかもしれないが)類型的。
しかし明け方に読んでうつらうつらしたら、恐い夢をみた。
投稿元:
レビューを見る
発売直後は予約が殺到していて注文しなければとても借りられなかったのですが、発行後一年を経過してようやく落ちついて、本棚に普通に置かれるようになったみたい。
正直第一作目はあまり面白いと思えなかったのですが(だからあえて予約を入れるようなこともしなかった)、まあ宮部ファンとしてはおさえておかないとな、と思って、借りてきて、読みました。
読んでみてびっくり。普通に面白いじゃないの。
たぶん一巻は、現代日本に住むドリーム・パーソンの視点から書かれたプロローグと、完全にドリームバスター側の異世界を舞台にして書かれた本編との分量がちょうど半々くらいで、ちぐはぐな印象があって、それで世界に入りづらかったのかもしれないです。話の内容も、世界設定の説明といくつかの謎がばらまかれているような、いかにも導入的な色合いが強かったし。
二巻は前のを踏まえたうえで、シェン(主人公)の内面に踏み込むような内容になってて、話としても面白かったのです。いまだ明かされない謎とか、上層部の不穏な動きなんかもあって、素直に続きが楽しみだなと思えた。
もしかしたら、前の巻は、宮部作品初の異世界ファンタジーってことで、面白さ以前にどうにも馴染まない違和感を感じてしまっていて、それで楽しめなかったのかもしれないけど。品行方正優等生が多い宮部作品には珍しく、シェンは口も悪ければ女遊びもしちゃうような不良少年だし(笑)
(読書日:2004/4/8)
投稿元:
レビューを見る
12/5読了。▼宮部みゆき女史による初のSFファンタジー(たぶん)の第2弾。不遜な言い方だが、「前巻よりはマシ」▼最後だけ気になる終わり方だった1よりは、DBの仕事とは別のところで進んでいる事態の気配が出てきて面白かったものの、未だにマエストロの語尾がわざとらしくて鼻につくし、そもそも、キャラクター間のセリフの遣り取りが他作に比べ作りすぎで癇に障る。セリフを引き出す地の文も下手というか。・・・もっと上手い書き方をする人のハズなのに、ファンタジーだからなのか?もうちょっとどうにかならないものか。
投稿元:
レビューを見る
個人的には、パート1より面白かったです。主人公の過去の重さと、すんなりとは解決できない事件が全体的に暗い影を落としているんですが、それもまたよいのではと。しかしパート1の解決っぷりは異常だったんだなぁ(笑)短期間に二人逮捕しちゃったわけだから。話の展開的にまだまだ続きそうで楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
2巻になって、SFファンタジーらしさがぐっとアップ。読みやすさはそのままで、おもしろさもアップ。
宮部さんの小説は、人間の弱さとか愚かさとか生きるつらさとかをまっすぐにえがいていて、読んでてつらくなる時もあるけど、それでも読後はすっきりできてなにか元気をもらったような気持ちになれます。この本はそれが顕著かな…あ、でもすごく続きが気になるところで終わっているから、もやもや感もありますが^^;
投稿元:
レビューを見る
ついついマエストロの口調が移りそうになるのは私だけか?気になるところで止まっている。早く続きを出して欲しいぞ。
投稿元:
レビューを見る
『ドリームバスター』とは、異世界から地球に精神だけの存在になって逃げ出し、人間の夢に巣食う凶悪犯罪者を追う、賞金稼ぎたちのこと。
前作では、逃げ出した凶悪犯達は、本当に凶悪で巣食った人間にただひたすら悪影響を与え、人間を乗っ取ろうとしてたけど、今回の凶悪犯は、それとは違っていて、根っからの悪人とは言えません。
まだまだ秘密や布石がたくさんあって、早く続きが読みたい!
投稿元:
レビューを見る
前作は地球人の夢の中が中心でしたが、今回はシェンたちが住んでいる惑星『テーラ』にスポットが当てられています。世界観も非常にしっかりしていて、矛盾点なども無く納得がいきます。
ただ、終わり方が中途半端な点だけが残念。今回、出てきた人物が、これから先もまだまだ絡んで来そうな気配が漂っています。以下続刊。
投稿元:
レビューを見る
前回に比べるとキャラクター一人一人に焦点を当てている気がする。シェンとマエストロの関係・・・うらやましい。リップはどうなってしまったのか、気になります。一体いつになったら次が出るのか楽しみな一冊。
投稿元:
レビューを見る
異世界から逃げた囚人が、心に隙のある地球の人間の夢の中に入り込んで、人格をのっとるのを防ぐために、囚人をつかまえる話の続編。宮部みゆきさんの推理小説は大好きでよく読んでいたけど、ファンタジーもいけるのねって感じだった。でも、すごい中途半端なところで終わっているから、続きが気になる。
投稿元:
レビューを見る
SF。夢の中に救う精神体と化した、犯罪者と対決する物語(単純なストーリで)老人と少年のタッグで解き明かしていく事件。シリーズ物なので、取り合えず読んでおくか!つーことで。
投稿元:
レビューを見る
第1巻を読んだ時、1話完結の物語かと勝手に思い込んでいたのですが、今回はなんだか伏線だらけといった按配です。続きが気になる〜、のですが、第3巻は117人待ちの状態です。図書館予約数は5(06/04/12現在)です。 To be continued…