紙の本
麗しきゾンビの世界へようこそ
2003/08/25 13:48
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんだぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラキュラも狼男も好きだが、ゾンビはもっと魅力的である。とういと、
たいていの友人は怪訝な表情で私から離れていく。
いやいや、見た目で判断してはいけない(たぶん、臭いはもっと凄いの
だろうけれど)。ゾンビというヤツ、これでなかなか奥深いのである。
というわけで、本書ではゾンビ映画の資料からあらすじ、著者による感想
までビッシリと愛情が詰まった一冊である。bk1で紹介されていたため、
迷わず購入したわけだが……なかなかに面白い。
ゾンビ映画は名作が少なめで、どちらかというとしょーもないものが多い。
ホラー映画好きとはいえ、せいぜいレンタルするぐらいの人間にとっては、
もちろん全部網羅することなどできない。
この本を読むことによって、どんな作品があり、どういう内容で、探す
価値がありそうか否か、とてもよく分かるので、非常に助かる。
ゾンビというと、何も考えていないように思われるが、映画の中には
悲劇ものもあり、単純にうろうろしているだけとは言えないようである。
特殊メイクの違いも興味深いし、ゾンビのできかたの相違も楽しい。
しかしやや残念なのは、写真資料が少なかったことだ。とはいえ、それは
私の個人的な感想であり、この本を貸した友人らが全て口を揃えて
「気分が……写真、多すぎ」と言ったことから考えると……はてさて。
ホラー好き、ゾンビ好きならぜひ一読をお勧めする。私もこの本で仕入れた
情報を元に、せっせとレンタル店に通う毎日なのである。
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いやースゴイ本だ!そして各映画の解説が面白いこと!400P超の分厚い本ですが、かなりの勢いで読めます。自分は80年代の映画しか知りませんが、非常に楽しく読みました。ゾンビ映画や、どうしようもないZ級映画が大好きな方はなんとかして探し出して購入してください!今ならまだ在庫がある本屋もあるようですよ。
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ロメロ、フルチからユーロ、自主制作まで、ありとあらゆるゾンビ映画を紹介した文字通りのゾンビ映画大事典。
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【目次】
まえがき
ゾンビ映画史概論
1932-1969
ラザロの裔スエヴードゥー・ゾンビとモダン・ゾンビ
1970-1979
イタリアン・ゾンビ映画史,少し裏話つき
グロテスクでコミカルな香港ゾンビ映画の世界
1980-1989
ラム・チェンインとキョンシー映画の
世界アジア発ゾンビ映画紀行
1990-2002
チラーシアター,ゾンビ俳優に会う!
ゾンビ映画監督列伝
ジョージ・A・ロメロ
ルチオ・フルチ
アマンド・デ・オッソリオ
ジャン・ローラン
ポール・ナッシー
あとがき
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[ 内容 ]
世界最強のゾンビ映画大全集。
クラシック・ゾンビからイタリア血しぶきゾンビ傑作集まで、この一冊でゾンビ映画のすべてがわかる。
[ 目次 ]
ゾンビ映画史概論
ゾンビ映画大事典第1部 1932‐1969
ラザロの裔
ヴードゥー・ゾンビとモダン・ゾンビ
ゾンビ映画大事典第2部 1970‐1979
イタリアン・ゾンビ映画史、少し裏話つき
グロテスクでコミカルな香港ゾンビ映画の世界
ゾンビ映画大事典第3部 1980‐1989
ラムチェンインとキョンシー映画の世界
アジア発ゾンビ映画紀行〔ほか〕
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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ずっと気になっている。
のに、まだ買ってない・・・・・。
見かけるたびに悩んで、パラパラ中をめくって、
「また今度」となるのであった。。。。
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ゾンビ映画マニアのバイブル的存在。
価格にビックリしますが、それだけの価値を感じますね。
この本作り上げた労力に拍手!!
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買っちゃうよね。
これ、監修してる人が女性なの。
師匠と呼びたい。
勉強になるし、再鑑賞、反芻するときにも便利。
マイコのバイブルです。
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ホラー映画・ゾンビ映画好きには一家に一冊な本です。
超有名な映画からZ級の映画まで約360本の映画を著者は観てレヴューを書いてるのは圧巻です!
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<参考図書の種類>
ゾンビ映画の専門事典
<内容紹介>
クラシック・ゾンビからイタリア血しぶきゾンビ傑作集まで網羅した、世界最強のゾンビ映画大全集。
ゾンビ映画事典を挟みつつ、著者が筆を執った充実のゾンビ映画概説やコラムも必見。
<南山図書館での所蔵>
あり ラテンアメリカ研究センターにて所蔵?