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平成15年の著作であり、ちょっと記事が古いところもあるが、登場する方々のそのときどきの気持ちはよく伝わってくる。
実力主義・能力主義に日本全体が急速に移行するため、働くために必要な力を付け、学び続けることが求められているのは言うまでもないこと。
院に行くと、全体を俯瞰できる力がつき、前よりも会社の組織図が小さく感じるようになった人も紹介されている。ほんの少しだが今の私もそういう瞬間がたまに訪れる。
・研究計画書を書くにあたり、先行研究のリサーチや、必要な知識については自ら手探りで勉強しなくてはならない。
・仕事も研究も、背景を認識し、本人の問題意識と解決する価値のある問題があり、それに対して解決するアプローチの枠組があった、その解決策を導き、結論を出すという流れで進む。
・大学院とは、いったん立ち止まって考える場
・統計処理等、研究の方法をまず勉強しておく
・未来の自分をイメージし物語化し、目標をコントロールする。
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あと10年若かったら考えたかな。勉強は一生のことだと思っていますので、こういう方法を取らず続けます。
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社会人として大学院へ学んでいる7人の人達を紹介し、大学院への挑戦の喜び、大変さを訴えています。男性は20~40代のキャリアアップを目指す人達、社会科学系統でMBA取得。女性は20~30代のキャリアチェンジを目指す人達で人文科学系統。という特徴は成程と思います。いずれも大学院が研究の場から教育の場(社会人として経験を実践に生かしていく機会)へと転換していっている姿であることには違いありません。彼らの生き方が眩しい存在に思えました。50~60代男性で人文科学系統、趣味に生かすというのがあっても良いのにと思います。