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驚くほど身につくスペイン語 みんなのレビュー
- ルイス・セボジャダ (共著), 山崎 佳世 (共著)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:高橋書店
- 発行年月:2003.4
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紙の本
入門書としては合格
2004/11/27 12:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
△「驚くほど身につく」かどうかは学習者の継続的な努力次第ですが、大変よくまとまった入門書だということはいえます。発音の基礎知識から始めて、動詞の活用(直説法現在から接続法過去完了まで)を日常的な会話形式の例文の中に散りばめてステップアップしながら約30課で修められるようになっています。会話例文は奇をてらわない日常的な状況を想定した例文で組み立てられています。
△付属CDの吹き込み者は中南米ではなくヨーロッパのスペイン語を話しています。会話例文を最初はゆっくりと、そして2回目は平常の速度で読んでいます。こうした類いのCDではゆっくり読むか、ネイティブ並みの速度かのふたつにひとつという場合が多いので、このCDの気配りはうれしいといえます。初心者には発音練習用に、そしてレベルアップを目指す人にはヒヤリング教材として活用できるでしょう。
△単なる語学テキストに終わらず、祝日、バール、フラメンコ、闘牛といったスペイン語圏の文化について、極簡単ですが解説されている点も評価できます。文化や生活習慣を知るということはその国の言葉を知る上で大変重要なことでしょう。入門者には必要なことです。
数あるスペイン語入門書の中では上出来の部類です。
▼難点をいえば、かなり高度な文法項目である「接続法」の説明が十分ではありません。第一印象こそ難しい「接続法」は、きちんと文法説明を受ければ誰にでも理解できるものです。だからこそ「接続法」にもう少し頁を割いていれば入門書としては満点でした。なお「接続法」を隅々まで学習したいというかたには「スペイン語作文の方法 構文編」(第三書房)がお勧めです。
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