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河内さんが引退する少し前に著者が聞いたことを聞き書きした本。
河内さんの考えがストレートに伝わってくるし、分かりやすく面白い。
跨った歴代の名馬たちの話はファンなら懐かしく、楽しい事間違いない。
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河内騎手が調教師試験に合格したくらいに新聞社の加賀谷氏と合同で執筆した書。
過去に跨った馬や現代の競馬(2003年当時)について綴られている。
前半の名馬との回想は昭和の時代から競馬をやってる人にはたまらないものだったと思います。
タキオンの一族もあるけど、ニホンピロウィナーとかの名前は自分にとってはレジェンド的存在なので改めてスゴイ騎手だなと感じました。
後半の競馬ファンが競馬を楽しむためにの章と競馬界の未来について語られています。
こちらが個人的にはこちらを推したい。
騎手からだからこそ見える視点で、その時に感じていた未来への懸念も含めて書かれている。
すべてではないが現代の2013年で悪い意味で実現されてしまっていたりして、ちょっと悲しい現実があったりします。
でも、河内さんは競馬ファンの方に寄っている考え方をしているのでそこの部分は共感が持てました。
この本は、会話の文体で書かれているので若干読みにくく感じます。
その分ニアンスが伝わるともいいますけどね。
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河内氏の騎手引退時に書かれた本。会話文なのはいいが、聞き手とのやりとりも含まれており、正直蛇足感あり。
アグネスタキオン・フライト、アグネスレディーから始まり、様々な名馬との思い出、海外遠征の記憶なども語られる。タニノチカラの話やロングヒエンのミスなど、なかなか表に出てこない話も読めてよかった。オグリキャップ降板などの話もあると良かったが、、、(サイレンススズカのマイルCSについては少しある)
やはり河内騎手の話は一冊で語りきれるようなものではないのだろうな
とはいえ、騎手としての河内さんを振り返るには唯一無二の本ではある