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hontoレビュー

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金魚屋古書店出納帳 1 (少年画報コミックス) みんなのレビュー

  • 芳崎 せいむ (著)
  • 税込価格:8387pt
  • 出版社:少年画報社
  • 発行年月:2003.4
  • 発送可能日:購入できません

コミック

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

漫画の稀覯本をめぐる漫画。わくわくしたり、ほろりとさせられたり。

2004/10/19 16:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 漫画の古書店、金魚屋を舞台に、漫画を愛する人の熱い思いを描いた作品集。しばらく前にここbk1の書評で紹介されているのを見て気になっていた漫画なんだけど、読んでみたら当たりっ!
 漫画にはそれほど縁のない私ですが、それでも、出てくる彼らの漫画に寄せる思い入れがつたわってきて、わくわくしながら読んでいきました。

 七話+αの話が収められていて、なかでも第6話と第7話が良かったなあ。どちらも、一冊の漫画をめぐる人と人との心の絆を描いた話なんですね。人情噺のような味があって、ほろりとさせられました。

 なつかしい気持ちに駆られる漫画も、話の中にたくさん出てきます。例えば、第1話。漫画のキャラクターに恋した少女が主人公の話。彼女の台詞に、> というのがあります。子どもの頃、この漫画のTVアニメに夢中になった思い出があったせいでしょう。彼女のこの台詞にまず、ぐっときたのでした。
 また第7話は、ある有名な漫画シリーズをめぐる話。その漫画が何なのかは、次のふたつの台詞で、分かる人にはすぐにピンとくるはず。曰く、> >。

 あ、書影に出ている女の人は誰ですか?って。それじゃあ呼んでみましょうか。
 「菜月(なつき)さーん。お客さんだよー。その手に持ってる大城のぼるの『火星探検』、どうしてもどうしても手に入れたい!!って言ってるよー」。
 ちなみにこの幻の稀覯本も、話の中に出てきます。一度手にとって読んでみたくなったんだけど、まず100%、実現不可能な夢のまた夢。そうした漫画の稀覯本、お宝本があちこちに出てくる作品集。第2巻を読むのが、とっても楽しみです。

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紙の本

全ての漫画愛好家に捧ぐ

2004/09/14 10:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:oki - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ああ…俺はナゼ、紙にコマ割って絵描いて文字打ってインクで刷って束ねて片側止めて表紙をつけただけの物にこんなに人生を奪われているのだろう」
 話中に出てくる、小さな古書店の若い店長のこのセリフが、全てを物語っています。似たような感慨を経験したことのある全ての人に、お勧めしたい漫画です。
 金魚屋は、「こんなところにこんなお店あったのか」な存在感の、地味な古本屋。しかし実は知る人ぞ知る名店で、新古書店とは趣の異なる、マニア向けの古漫画店です。そこに出入りする一筋縄ではいかない常連と、漫画に導かれるように迷い込んでくるフツーの人々が織りなす、暖かくて切ないお話の数々。
 例えば、第1話。ケータイ世代の中学生の女の子が初恋におちた相手は、亡くなった父の本棚にあったマンガの主人公。哀しい瞳をして宙を疾ける、その少年の名は「島村ジョー」。既に作家も逝き、ファンレターを書く宛すらない彼女が、「金魚屋」で見つけたものは。
 必読が第6話。幻の漫画が、打ち捨てられた物置きから発掘されるが、その本が抱えていた、懐かしくも哀しい思い出とは…。
 いずれも、お話はフィクションですが、実在の漫画を題材にしています。話と年代によっては、余りの懐かしさに涙が出るかも。
 ちなみに貴方は「好きな人と好きな本が今にも崖から落ちそうになっていたら、どちらを助けますか?」 迷う人も迷わない人も楽しめる作品です。

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紙の本

広げようマンガの輪

2004/01/21 11:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:遊子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「マンガって面白いの? 何がいいの?」
と聞く人にすっと手渡してあげたいマンガ。マンガを通した人々の
心のふれあいをあったかく描いています。

古書店だけに登場するマンガはちょっと懐かしいものばかり。
若い人には題名くらいしか聞いたことのないマンガも多いかも。
でも、その本にまつわるエピソードがしっかりしているから
知らないマンガでも十分面白い! むしろ、そのマンガが
読みたくなってしまう。

登場人物は各エピソードごとに老若男女いろんな人が出てくる。
しかし、みんなの共通点はひとつ! 「マンガが好き」ってこと。
そして、最後にはみんなマンガのおかげで幸せになっていく。
マンガ好きとしては「そうそうそう! これがマンガの醍醐味だよ!」
と共感し、あまり読まない人は「…マンガ読んでみようかな」
という気になってしまう。なんて不思議な物語。

全国のマンガ好きさん、この「金魚屋古書店出納帳」をあまり
マンガを読まない友だちに勧めると、あなたの周りのマンガの輪は
どんどん広まっていくかもしれませんよ(笑)

さてさて、ここで問題です。この書評に「マンガ」という言葉は
何度でてくるでしょう? 題名も忘れずに!
よっぽど私もマンガがすきなようです。正解は第一巻の最初に
出てくる作品の題名×2(笑)

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2004/10/10 03:36

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2004/12/15 00:46

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2007/01/23 11:26

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2009/05/27 21:45

投稿元:ブクログ

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