紙の本
早速やってみた!
2003/05/20 01:30
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投稿者:シーゲヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、なんとなく仕事に行き詰まりを感じ、やる気が出なかった。
その時にふと目に止まった本であった。
本の題名から、「藁にもすがる気持ち」で読んでみた。
具体的な事例と方法、そして、それを実行するためのポリシーが紹介されており、大変分かりやすく読むことができた。
また、各章の終わりには「第○章のまとめ」があり、通勤で分断されながら読んでいても、その章の内容が思い返しやすかった。
備忘システムは新鮮な内容だったので、早速やってみた。
結果は「請うご期待」である。
行き詰まっていた自分の気持ちに喝を入れられたように感じた。
自分の仕事の進め方や整理の仕方を客観的に見直してみるにあたって、参考になる本であった。
紙の本
「普通のビジネスマン」になるために
2004/03/01 00:20
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投稿者:Akimbo - この投稿者のレビュー一覧を見る
我々が日々こなす仕事には専門的側面と事務的側面がある。
このうち、仕事の専門的側面については、専門教育やOJTで積極的に研鑽していると思うが、事務的側面については入社以来教わってもいないのではないか。
しかし、実は、我々の仕事の品質は、どちらかというと、「専門的な事項をどのくらい深く理解し、判断できるか」ということよりも「目の前の書類を1分で処理できるか、それとも5分費やしてしまうか」に大きく関わっているのだ。
本書は、私が数年前に読んで大変感銘を受けた本である。それはつまり、その時まで普通のビジネスマンなら意識しないでもできていることが私にできていなかったということであった。そのことで結構落ち込んだりもしたが、考えてみると、「普通の人」ならあたりまえのこととして日々実行しているが、意外と全員に知られていない仕事のコツというのは結構多いのではないかと思う。
「いくら働いても仕事があとからあとから迫ってくる」、「仕事は好きだが余計な処理が多くてまた休出してしまった」というような実感をもっている人ならば、まだまだ仕事の能率をあげることができる。本書を参考に自分なりの事務処理および案件消化のノウハウを模索し、貴重な人生の時間をもっと創造的な仕事に割り振れるように工夫してほしい。
そして、「すぐにやれ」について。
「すべき事」は次々と発生する。これを毎回「選択」していれば、どうしてもやって面白いもの、簡単にやれるものに手をつけてしまう。あげく、大して重要でなかった案件も日がたつうちに緊急案件に成長し、他の案件を圧迫して全体的な仕事の品質をさげてしまう。
これが、「やってきた案件はすぐ処理せよ」というゆえんである。
この考え方は、原則としては全く正しい。つまり、案件に緊急度による割り振りが存在しない場合には、来た順に着実に処理するのが正しい。もちろん、刻々と変化する状況の中では作戦変更を余儀なくされることも多いが、その際にはこの原則をなぜ曲げるのかという理由を明らかにし、自分なりに納得してから実施すべきである。
さて、それでは、本書に書いてあることをすべて実践すると、仕事の能率を極限まで高めることができるのかというと、答えは否である。本書は結局、我々とは仕事のスタイルの違う、アメリカやヨーロッパのビジネスマン達のために書かれたことを忘れてはいけない。本書が我々に与えてくれる一番大きなものは、改善のモティベーションとそのヒントである。そして、それだけでも本書を購読する価値があるのだ。さらに言えば、そうやって身銭を切って本を買い、自分の仕事を向上させようという意志、そして、購入した以上は元を取らずにおかないという気持ちも重要なのだと思う。
本書は「準拠すべき『バイブル』」ではなく、「自分の仕事を見直すための『水準器』」として使用していただきたい。健闘を祈る。
Akimbo: サイト「ほんとなんせんす」主催
紙の本
good
2015/02/18 18:50
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投稿者:katun - この投稿者のレビュー一覧を見る
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<06/11/4読了>仕事の効率向上のための指南本だが、数多く出ている類書の中ではスグレモノのひとつ。◆著者の主張は「すぐやる!」に尽きる。優先度だの緊急度だの四の五の言って後回しにせず片っ端から片付けていけという主張は明解でかつうなづける。◆しかし、もちろん優先度付けを否定しているわけではないので誤解なきよう(そこんところ詳しくは本書で)。◆その他「決断する」ための方法論、完璧主義の戒め、計画の立て方など参考になるノウハウ満載。ビジネスマンはもちろんのこと、何らかの仕事をしなければならないすべての人におススメです。
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私にとっての気づきは、以下の点かな。
● すぐに計画をたてる→計画をたてる、ということはそのプロジェクトをイメージする機会になるので、計画はすぐに立てるのがよい。
● 先延ばしするのと同じ巧妙さで、今すぐ仕事を片付ける方法を考える
● 電話連絡が必要なものはまとめて電話タイムを設けてその時に片付ける
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・仕事をうまく管理する方法
・仕事を簡単にする方法
・時間を節約する方法
・自分にとっていちばん重要なことを決める方法
・自分にとって重要なことを達成する方法
これらを学ぶことができるとのこと。
私が参考になったのは「先のばし克服法」。著者が紹介していた方法と、自分なりに工夫していることをあわせると、
・書類(Eメールも)を読むのは一度ですませる → 読んだらすぐに処理する
・「やめる決意」をする → やらなくていいことはやらない
・問題は小さなうちに解決する → 「雑草」はみつけたらすぐに抜いてしまえ!
・マイナスからスタートしない → 「マイナス」とは、やり残しの処理のこと
・やりたくないけどやらなきゃいけないことは、真っ先にやる → 『カエルを食べてしまえ! 』
・心理的な邪魔(面倒だなぁ、とか)が入る前に、条件反射的に「あとでやる」を「すぐやる」という習慣にする
これがうまく実行できれば、仕事がスムーズにいくはず、きっと。
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▼ 100文字感想 ▼
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第6章の冒頭、著者が販売とマーケティングのコンサル
ティングをしていたときの話。ここはググググッときます。
この本のポイントは、「すぐにやれ!」それだけ。すぐや
る習慣をつくる秘訣が学べた。まさにハック本の古典。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■書類、メールは初めて触れたり読んだりしたときに、
取りかかる
■何かを毎日やって三十日続ければ習慣になる
■仕事というのは、使える時間または割り当てた時間
ぎりぎりか、ちょうどに終わることが多い
■最高のパフォーマンスを披露した選手は、練習の
ときも、競技のときも、何らかの形で精神的なリハー
サルを行っている
■わたしのやるべき仕事は、販売とマーケティングの
手助けではなく、準備をしっかり整えさせ、やっている
つもりの作業を、実際にやらせることだった
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とにかく仕事は整理整頓から、らしい。確かにものを探す
ことで時間を費やしたり、企画書を作ろうとしてあちこち
資料を探したりするより、あらかじめすべて準備してから
計画的に始める方が効率がよいものなあ。
「本来ならそうした方がいいんだろうな」と内心思ってい
ることはやった方がいいのだなと再認識。
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何よりも整理整頓、とりあえず仕事をやるのではなくて、一度手をつけたらすぐやりきる、という姿勢が大事。
「すぐやる」「あまり時間をかけない」というコンセプトは、
吉越浩一郎氏も同様の事を述べていた。
また、常に業務上の改善点を見つけ改善していくこと、業務の計画をしっかり立てること、
仕事が成功したときのイメージをしながら計画を立てること、仕事上の成功は粘り強さがもたらすこと、
職場を歩き回り、部下・同僚が何をやっているのか把握すること、改善しても日々の整備がなければ、すぐシステムが崩壊すること、
等が述べられている。
確かに、漠然と感じていたことが文章となっており、なるほどと感じる。
ただ、あくまで概念的なものなので、自分の仕事でどう実践していくかは、
自分で考えていかなければならない。「自分の仕事のシステム化」が重要だ。
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この本に書いてあることはとにかく「すぐにやる」ということです。
何も特別なことはないなぁと思うと同時に書いてあることを読むと納得できました。
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◎ファイル整理法
・使用中
進行中プロジェクト
・参照
そばにおく必要はあるが、手の届くところでなくても良い
※万一に備えて取っておきすぎではないか?
・保管
過去の仕事の蓄積
◎時間の使い方を細かく検討する
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『第1章 すぐにやる!』
・初めてふれたり読んだりしたときに,取りかかること.
『第2章 すぐに整理する』
・デスクとその周辺の乱雑さをきっぱり追い出す.
・仕事に必要な基本的な道具を整備する.
『第3章 機械的に行う作業を決める』
・書類に目を通したら,その場で片付ける.
『第4章 すぐに計画する』
・毎日いくらか時間を使って,自分の行動計画を立てる.
・ゴール-仕事の目標をはっきりさせる.最終目標を設定せずして,それにふさわしい戦略を考えることはできない.
『第5章 再確認と仕上げ』
・この世に,粘り強さに勝るものはない.
『第6章 すぐに正しくやる』
『第7章 歩きまわりコミュニケーション』
・仕事を効果的に能率よく行うため,リーダーが必要とする最も重要な手段が,「歩きまわり管理」だ.メンバーたちに,仕事のやりかたや,何をどう進めているか,生活や職務をもっと楽にするものは何かとたずねることで,開かれたコミュニケーションが進む.
『第8章 すぐに整備をする』
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すぐにやる。
習慣とすれば、良い仕事ができる。
かっこよく仕事をするには、後回しにしないこと。
すぐにやる。
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仕事がうまくいく人の習慣とは何か?
それはなんでも、すぐにやる。スピードこそ命。
これがこの本の要点です。
そういえば、かつて、千葉県の某市役所に「すぐやる課」というのが設けられ、全国的な話題になりました。話題になった理由はただひとつ。それまで誰もすぐにできなかったという意味でしょう。それくらい、すぐやるってのは簡単なようで、実は難しい。
思い立ったら用件を片づける。思い立ったらメモ。思い立ったら整理。
それができないから苦労するんじゃないですかねぇ。
大人にはいろいろ事情があるわけで…。
米作家マーク・トウェインの言葉の引用が出てくるのですが、これがふるっています。
「蛙を2匹飲み込まなければいけないときは大きい方から飲み込むこと。それとあまり長い間見つめないこと」
悪い方から先にやれってことです。
挿絵代わりにこんなものを見つけました。なかなかユニークな形。
僕の永遠のテーマかもしれない「整理術」にも触れています。
このコツも「すぐに整理する」。
すぐやる。
分かっていても、なかなか始められないこと。この良い習慣に踏み出すために、同書を読んでみるのは、よいかもしれません。
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手に取った書類は全てその場で処理をする。
カンタンなことのように思うんだけど、結局後回しにしてしまうのは何で?
心持ちの問題かなぁ…。
まぁ本の中にも同じ人はたくさんいるようなので。
結局大切なのは続ける技術か?
自分をしつけ直す感覚が必要だなぁ…。野放しで成長してきたので。