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「大草原」シリーズでおいしそう度No1だと思う巻。農夫であることにプライドを持って成長して行くアルマンゾが好きだ。
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これはインガルス一家ではなくアルマンゾのお話。ローラと同じ時代に生きた少年。ちょっとお金もち?で牛がだいすき☆
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おいらの一番すきな本。
アルマンゾがとてもすてきな少年にみるみるなっていく
おとうさんもおかあさんもいつもやさしく ときには厳しく生き方をおしえる。
そういうふうに本からおいらは生きかたを教わった。
嫌な事 やりたい事 そして やってもいい事
すべてが濃縮している。
おいらもアルマンゾのように、人生のなかで永遠に変えられないもの スターライトを見つけられるといいなぁ
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高校生の頃、『大草原の小さな家』シリーズの一部とは知らずに
なんとなくスローライフに憧れてた時期にタイトルに惹かれ
手に取り一気に読んですっかりお気に入りになりました。
私はお話の流れ以上に昔の農家の日常生活がどのようなものかを
伺い知る事ができた、という所に面白みを感じました。
畑仕事や家畜の世話、学校や教会礼拝、家仕事等々
世界史の資料集よりもリアルに描かれてて勉強にもなりました。
すごくその生活に憧れるけど、実際やったらしんどいだろうな・・・
きっと牧場物語とかひつじ村とか大好きな人なら面白いと思えます。
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ローラは小学生のとき、私の友達だった気さえする。ローラのお姉さんのほうが顔が美人で、まわりのオトナの反応が違うのよね。ずうぇんぶ読んだけど、中でもアルマンゾ、なつかしい!
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著者の夫の子供時代を書いた話。
料理の描写がとてもいいです。がっつり働いてがっつり食べる、
そんな生活って素敵。
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これまた食べ物描写がおいしそう。
裕福な農家の日常生活が細かく描かれています。
アップルパイやポップコーン、ブタの丸焼きなどなど。
自分で機を織って家族の服を作る母さん。
息子に橇を作ってくれる父さん。
靴を作りに各地をめぐってくる職人に、巡回の鋳物職人。
ブラックスネーク鞭で悪ガキと対決する先生。
印象的なエピソードがたくさん。
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これは南北戦争の直後の話で、ローラの夫のアルマンゾの子どもの頃の話だ。この頃のアメリカの農家の主婦は、家で機織りをしてコートの生地を作るのだ。石けんから砂糖までなんでも手作りだ。読んでいてわくわくする。
この本の中に出て来る食事の献立は60種類。さすが長年主婦だったローラインガルスが書いた本だ。20年前に読んだ時はわからなかった献立が、アメリカに5年住んだ今わかるものも多い。エッグノックはどんな飲み物だろう、と想像していたが、どこのスーパーにも売っているメチャクチャ甘い飲み物で、今では名前を聞くだけで気持ち悪くなる。
この場所はニューヨーク州マローンといって、カナダとの国境のすぐ近くで、モントリオールからそんな遠くない街だ。だから近所にフランス人が住んでいるのだ。調べてみたらうちから7時間だ。街の人口の70%が白人、平均年収は300万円くらい、貧しい街だ。きっとすごい田舎で仕事が無いのだろう。
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大農場の息子として豊かに過ごしたローラの旦那様アルマンゾの少年時代のお話。
アメリカ開拓時代の農夫の誇り高い生き方を語る一方で、農業より商売を選択する兄やインテリを鼻にかける姉などリアルな現実も描かれている。
毎日がクリスマスのようなごちそうが出てくるのも楽しいです。
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大きな森の小さな家を途中で読めなくなった経験のある私で、ワイルダーは向かないのだと思っていましたが、これはとても面白く、あっという間に読み終えてしまいました。農場の毎日で次々と起こる出来事やアルマンゾの成長にすっかり魅了されました。草炎社のものも読み比べたい。
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インガルス一家の物語としては番外編的な扱い。
後にローラの夫となるアルマンゾの少年時代の話。
ローラの物語はですます調で、アルマンゾの方はである調。
訳者の描き分けが技だなぁと感服した。
日本語訳にはこういう楽しみ方もあるんだなぁと。
時代としては『大草原の小さな家』の少し前かな。
裕福な家の子らしいけど、やっぱり自給自足感が高いのは時代なのだろうか。
保存食、衣服、農工具などを自分で作るところはインガルス家と似ているけど
ワイルダー家とのほんの少しの違いが明確に描かれていて判り易かった。
前半は日常が淡々と綴られていくのだが
後半、アルマンゾが財布を拾った辺りから話が急展開していく。
そのラッキー振りに吃驚。それが実話だってんで更に吃驚。
アルマンゾの周りの人たちに対する接し方はローラとちょっと似てるかな。
この話の中の3年くらいでの成長が著しく、
だんだん頼もしい男に育っていくアルマンゾがかっこよく見える。
そんなアルマンゾをときに厳しく、ときに暖かく教え諭すとうさんがまたかっこいい。
仔馬をしつけることを許された10歳のアルマンゾが
その後どういう青年に育ってローラの前に現れるのか。
ものすごく楽しみである。
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昔読んだときはとにかく美味しそうな料理に
ひたすら憧れたものだった。
アメリカに行って、ザ・アメリカンなパイを食べたときは本当に嬉しかった…
大人になってローラ一家の話と比べると
ワイルダー家の豊かさに驚きつつ、
農家の充実感あふれつつ過酷な仕事に
尊敬の念。
今考えれば結構ローラの父は山っけがあったから
堅実なワイルダー父が新鮮。
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小学生の頃よく学校の図書室で借りて読んだ本。久々に読み返したくなったので取り寄せてみた。大草原の小さな家シリーズの番外編にあたる本だけれど、私はこちらが一番好きだった。
もうとにかく食べ物がおいしそうなことと、おいしそうな食べ物のことは大体覚えていることがすごかった。パンプキンパイ、ポップコーン・ミルク、ひとりでにひっくり返るドーナツ、冷たいカエデの樹液、ラードの搾りかすのつまみ食い。たまらん。
全体的に多幸感があるのがまぶしいみたいだった。
あと大人として読み返してみると、この人たちめちゃめちゃ働いている。まあよく働く。
それからお父さんがすごく堅実で含蓄のあることを言う人だったんだな…と感じる。子豚の件は覚えていたけれど、銀行の利息とか農夫の生き方とか、子供に仕事を任せる姿勢とか、こんな感じだったかと改めて。
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何度目かの再読。ローラインガルスの物語で幼少期5冊で一番好きな本かも、ローラじゃなくアルマンゾの話ですが。とにかくご飯が美味しそうな事と仔馬や仔牛が大好きで学校とイライザジェインはそんな好きじゃないと伝わる生き生きした内容なのです。大人になってから読み返すとローラはどれだけ細やかに当時の様子を聞き出したのか感心します。実際にはローラが書いてないのでは?説もあるみたいですが、娘ローズはそれほど家に居ついた訳ではなくアルマンゾが元ネタになった原稿を書いたりしてもいますが、ここまで細やかな情景を描いてはいません。
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アルマンゾが9歳~10歳の時の物語。1866~1867年頃。
アルマンゾの実家は町一番の大きな農場を持つお金持ちなので,開拓者の娘としてずっとフロンティアで暮らしたローラの物語とは随分違っている。牛に馬に豚の世話や,母さんの布を織る機械の話など,定住した,しかもある程度裕福な家庭の生活の様子が分かる。氷の切り出しや木の皮を使ったムチの作り方,牛の馴らし,二連橇の作り方や唐竿を使った脱穀,橇を使っての丸太運び等々,男の子の仕事の物語が中心。特に道具を作っていく場面は興味深くもあるが,物を見たことがない複雑で立体的な道具のことは,文字だけで想像するのは読んでいて難しかった。家の大掃除や馬やバターを売る話,靴を作る話,また博覧会を一家で楽しむ話なども,インガルス一家では読めない生活の一端だ。父さんがカップ&ソーサーのソーサーからお茶を飲むのをアルマンゾが恥ずかしがる話や,母さんが揚げるドーナツは丸いが新しい物が好きな主婦は穴あきドーナツを作るという話など,時代の様子がわかるのも興味深い。