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細かい章立ての中に、性善説や原人についてかかれていたり、独特の会話が新鮮だったりします(はじめて読む作者の作品ですから)。春と泉水という兄弟が中心にストーリーは進みますが、アートと放火と遺伝子の組み合わせが紹介されたあたりから、もうこれはミステリーじゃないのかもって気持ちで読みました。
この中で、癌と戦う(同居している?)父親のキャラクターがすごい。この父親に育てられたら春のような人間に育つのかも(^^)
面白い作品でした。
2004.1.25
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記念すべき、私の伊坂初体験作品。これでハマって、すでに出ていたギャングとラッシュ・ライフとオーデュポンを購入。その後、伊坂作品は全部買ってる。ハルはかっこいいなぁ。
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遺伝子云々はちょっと難しかったんだけど(笑)終盤につれて面白くなった。特にお父さんの最後の一言は結構じんときたな。
『オーデュボン〜』での登場人物がちらっと(ほんとにちらっと)出てきたのはなんか単純に嬉しかった。
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とりあえずのっけから引きずり込まれてひたすら読むのだけど途中私の頭ではちょいとふーむ。。なところがありつつもとりあえずこの作者のセンスはもう何冊か読んでみようかなぁ、という結果になりました(謎)
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「小説はまだまだやれる」とのうたい文句の伊坂幸太郎です。
遺伝子関係の会社に勤めている主人公の泉水と落書き消しの仕事をしている弟の春。泉水は春から連続放火事件が発生している事を聞かされる。最初はそれほど興味を持たなかった泉水だが、グラフィティ(街の落書き)との関係を聞かされるにつれ、謎解きのような気分で興味を持っていく。それが自分に深く関わることになるとは知らずに。
ストーリーはこんな感じです。
この作品では「遺伝子」を扱っています。兄弟の絆、親子の絆、性に関する事。遺伝子を信じる人がいて信じない人もいる。ただ春だけはとても遺伝子から開放されている気がします。
セリフなどの繰りかえしがとても小気味良いです。その「繰り返し」も含めて「遺伝子」と関係していると思います。ラストがさらっと流れてしまうので読後感は軽いですが、中盤はかなり面白かったです。
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伊坂の書く兄弟って、全部こういうかんじ。それは、このかたちが理想だからなのか。
悪いことしているのに壮絶に爽やか。
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ミステリー系となっていますが
ミステリーとはちょっと違う感じのする本でした。
殺人事件が起こっているのですが全く重くなく、爽やかにかつ軽やかな気分になれます。
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ミステリとしては途中で解ってしまう人も居ますが、やっぱり「伊坂幸太郎」の作品。重い題を使っているわりに、とても読み易く、最後には大きな感動があります。是非勧めたい一冊。
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トリックというか、謎はけっこう簡単に分かった。
が、小説として面白いのでそれでも大丈夫。
ていうか、設定がいいのかな。
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連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。
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「氏より育ち」こんな諺を鮮やかにミステリー仕立てにした名作。ミステリーとしてではなく、新しい家族小説として読むべきではないかと思う。
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ラッシュライフの黒澤が出てきて嬉しかった。
兄弟っていいなと思った。
仁リッチが好きだ。
思い出と現在が交錯するが、伊坂らしくてそれも良かった。
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伊坂ワールド全開。すべての些細な行動にも全て意味がある。また、他の作品の登場人物、エピソードも現れるが、森博嗣のように緻密なのではなく、多分、神様(伊坂)のレシピで決まってるんだろうね
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伊坂本に手をだしました。久々に好きな感じの本でした!ミステリーとして読むにはちょっと物足りないけど全体的に見て良いです。春
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最初に読んだ伊坂作品。復讐を肯定しているような感じはぞっとしませんが、人の強さと絆が描かれていて感動しました。