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むー、まだ始まったばかりなのもあるけど、主人公の視野が狭くて、権威主義的で、感情移入できない。だからこそ、これからどんな風に変わって行くのか、楽しみでもあるけど。
かなり、変わった世界が舞台で、なぜこんな風になったのかもまだ全く不明。
謎がばらまかれているので、これから一つ一つ読み解いて行くのは、ある意味、楽しみかな。
でも、この巻自体の感想は☆2だね。
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・とてもおもしろいので続きが読みたくなる本です。
・タルという少年が学校に行っていると、先生から「お父さんは死んだ」とつげられます。第一級サンストーンがなくなり、アイニールへ行ってお母さんの病気が治せなくなります。タルが第一級サンストーンを求めることから始まったぼうけん、ドキドキワクワクしてとてもおもしろい本です。
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最後の巻まで読んでいなかったので、一巻から読み直し。
丁度10年ぶりに読みました。
児童文学というカテゴリーで文章も子供向けだったのですが、今読み返してみても面白くて一気に読んでしまいました。
選民のタル、氷民のミラ、それぞれの偏った価値観で相手と接していて、読んでいる側としてはタルの喋り方やミラの暴力的な面にむっとしたりしましたが、旅を通して2人が変わっていく姿が頼もしく感じられました。
今までの価値観ではない新しい価値観が芽生え始めていて、それに揺れ動くタルの心理描写もなかなか良かったです。
この本を読んでいく中で、現実と照らし合わせて、決めつけや身勝手な自分ルールに縛られているなど、無意識的に他者を貶すような行動を自らも取っているのではと考えさせられました。
偏った視点や価値観にとらわれてはいけないと、この本を読んで思いました。
主人公2人の絆や結末がどうなっていくのか、続きも是非読んでいきたいです。
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異世界ファンタジー。選民の少年タルと氷原の少女ミラの冒険と成長の物語であるとともに、違う種族との異文化交流や階級制度にも向き合うなど、社会的な視点も加わって、現代的なテーマも入れているところがミソ。
どこかで見たような設定もありつつ、後半、脇役も含めて、それぞれのキャラクターが立ってきて、物語もスピード感が増す。
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主人公がなかなかに偉そうで、あまり感情移入できなかったのが残念…。
そして「選民」という言葉がどうしても好きになれず。これから旅を続けていく上で、主人公の価値観がどう変わっていくのかに期待したいです。