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GEのWorkoutなる会議、問題解決手法。
セミナーに出席したところ非常に興味深く、もっと知りたいと本書を購入。
会議、問題解決の手法だが、それにともなって意識改革、社内改革につなげて行くところが面白い。
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The GE Work-Out
ワークアウトとは、組織内の「不必要なワークを出す(work out=追い出す)こと
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ワークアウトとは、その名の通り、いらない「ワーク」を「アウト」する手法である。
その方法自体はシンプルである。
討議すべき課題を選ぶ
その課題に対して意思決定できるリーダー(複数可)を任命する
課題に取り組むにふさわしいメンバーを任命し、チームをつくる。メンバーは、その課題に深く関わっている人たちで、職能や階層の枠を超えて集める
チームは解決策を考え出し、それをリーダーに提案する
提案を受け、リーダーとチームメンバーは討議を行なう
リーダーは「その場で」提案について、やるかやらないかの意思決定をする
承認された策については、実行リーダーを定め、遂行の為の権限が与えられる
提案を実行し、進捗状況を定期的にフォローする
シンプルだからこそ、実行は難しく、しかし実行できたときの効果は大きい。
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メモ
・ペイオフマトリクス
・チーム業績のダイナミクス
・スタート&ゴール
・完璧さよりスピード
・成功のために試行する
・ワークアウトを長期的に何度も何度も続けることにより、ワークアウト的な仕事の進め方を自然のものとしてチーム内に根付いたとき従来のカルチャーが変わったとき
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やってご本尊と対面できた感がある。「ワークアウト」という手法の紹介というよりも企業文化を感じ取れる本である。
組織もある程度の規模になると「大企業病」と呼ばれる状態になる。本書は発明家のトーマスエジソンが設立してから連綿と続くGE社のツールである「ワークアウト」について詳細に記した本である。
ワークショップの紹介もあるのだが劣化した模倣みたいなものをそれなりに経験してきたがこれが元祖なのだろう。ワークショップ単独ではなく企業文化に根差したものだということが分かる。