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数ヶ月前、馬車が谷に転落し、公爵夫妻はなくなった。そして、フランスから来ていた故公爵夫人のいとこクロエが、残された幼い子供達の面倒を見るために屋敷に残った。だが、兄の死で新しい公爵になったジャレスは、クロエの教育方針が全く気に入らない。姪達は家柄にふさわしいレディでなければならない。彼は、厳格にしつけるようクロエに命じる。『確かに身分にふさわしい行儀作法も必要だけれども、両親の悲惨に事故で深く傷ついた子供の心を癒すには、自由に楽しく過ごさせるのが一番』そう思って頑固に言いつけに従わないクロエに対して、彼の怒りは燃え上がった。公爵の私に背くとは!このいまいましい小娘に思い知らせてやらなければ。
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十九世紀のお貴族さまのロマンス。中盤まではわりと定番だったのですが、ラストにびっくりしました。一気に火曜サスペンス劇場クライマックスになってるし。ここらへんがカートランドさんとヒストリカルの違いなのかなぁと思いつつ。そういや、この作品は『眠れる美女』のスピンオフらしいんですが…『眠れる美女』ってどんな話だったのか、すっかり忘れてしまってます…とほほ。
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3.8
型にはめてがんじからめにする公爵家こわい。
母親罪深いのぅ…
最後の最後にブチ切れるジャレス。
脇役(ヒロインのライバルポジション)のヘレナもいろいろ被害者なので幸せになるとよいなぁ。