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日朝関係の克服 なぜ国交正常化交渉が必要なのか みんなのレビュー

  • 姜 尚中 (著)
  • 税込価格:7486pt
  • 出版社:集英社
  • 発行年月:2003.5
  • 発送可能日:購入できません

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紙の本

僕らは何も知らないままではいけない

2003/06/12 23:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あいたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

北朝鮮に関するニュースが毎日のように、新聞やTVを賑わせているけれど、僕らは北朝鮮についてどれほど知っているのだろう? センセーショナルなニュースについては毎日のように繰り返されるから、それらをベースに判断してしまうかもしれない。でも、よくよく考えてみると、僕らは朝鮮半島の歴史と現状についてほとんど何も知らないのではないか?

この本は、まずはそういった勉強不足の僕らに、朝鮮半島を巡る、戦後の歴史と現状認識について駆け足でレクチャーしてくれる。巻末には参考書や年表、ミニ解説がついていて、この本をきっかけに勉強しようとした時にはとても役立ちそうです。

はっきりいって、僕にとっては本当に目からウロコがボロボロ落ち続けでした。日本、韓国、北朝鮮それぞれの国の戦後を、それぞれの立場にたって見た時に確かに今まで見えなかった、新たに見えてくる何かがあります。著者は、北朝鮮を単なる悪の枢軸・ならずもの国家として一方的に非難するのではなく、彼らの送ってくるシグナルにきちんと目を向けた時、むしろブッシュ率いるアメリカの対応が状況を著しく困難な方向に向かわせているのだ、ということに気付かせてくれます。

本書の冒頭にとても印象的な記述があったので、紹介します。

試しに日本と中心とする周辺地図をさかさまに見てほしい。そうすれば、日本側から見ると、列島の無防備な部分に対して腕のように突き出された朝鮮半島が、逆に、前線の要塞基地のような日本列島によってぐるりと囲まれた地域のようにみえるはずである。

拉致問題、核問題と解決すべき問題は非常に困難で、双方にとって或いは周辺の国々にとっても大きな負担となる可能性を秘めた問題ですが、著者は、その困難に立ち向かい、安定した北東アジアを築くためのステップを提案しています。難しい問題であるけれど、われわれ日本人が今まで「わざと」忘れてきた問題に対して、まじめに突っ込んで考えるべき時がきているようです。著者の考えに100%賛同する訳ではないけれど、この問題を考えるスタートとして、本書はとても読みやすく、理解しやすい点で素晴らしいと思います。

ところで、「ナショナリズムの克服」とか「貧困の克服」とか、最近は克服というタイトルが多いなあと思ったら、何と「克服」シリーズだったのですね。

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2004/12/15 22:22

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2012/06/29 13:56

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