紙の本
偶然は必然であり、必然は偶然である
2007/06/03 22:48
13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：yaeba - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢で懐かしい友達に会った翌日、道街でその友達とばったり会った、など不思議な体験をしたことはありませんか？
本来なら無関係なはずの二つの出来事が意味を持ってつながっているかのように感じられるこの現象を、心理学者ユングは「シンクロニシティ」と名づけています。
鏡リュウジ氏は当書の中で、タロット占いが当たる理由のひとつとして、この「シンクロニシティ」を挙げています。偶然に引き出されたカードの中に、現実の出来事があらわれる、と。
わたしはまさに、この「シンクロニシティ」によって、当書に出会いました。
先日、初めてお金を払ってタロット占いを経験し、自分でもタロット占いをしてみたいと興味をもっていました。あるお店でタロットカードのフェアを行っており、たくさんの種類の絵柄のカードを見たのですが、どれもピンと来ず、結局購入しませんでした（絵柄が恐かったから、、というのもあります）。
数日経って、タロットカードを買うのをあきらめかけていた頃、何気なく歩いていた書店で、当書が占いとはまったく関係ないコーナーの平台に無造作に「ポンっ」と置かれていました。
「タロット」の文字に目を奪われ手にすると、鏡リュウジ氏の著作、そして私の大好きな荒井良二さんの絵柄のタロットカード付でした。迷わず、購入しました。
こうして出会ったカードたちを使って占いをしていると、占いというよりも、偶然にめくったカードと現実の自分とを照らし合わせる「自分を読む」という行いであると感じます。
タロットカードのリアルなイラストを夜ひとりで眺めることは、私にはやや抵抗がありますが、また荒井良二さんのイラストが非常に愛くるしく、「ＤＥＡＴＨ」などの嫌なカードが出てきたとしても、受け止められるだけの力をもっています。
また、物事には二つの側面があるということを鏡氏の言葉を通じて考えさせられます。
たとえば、終わりを意味する「ＤＥＡＴＨ」のカードについてはこうです。
−死神のカードが出たからといっていたずらに恐がる必要はありません。このカードが求めているのは、死そのものではなく、新しい復活であり、自分で自分を変えていくことなのですから−
そして、達成を意味する「ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ」のカードについてはこうです。
−どんなことも頂点に達したあとには、それがまた壊れてゆくのも自然の摂理なのです。今がその占ったものが最高の状態であると考えるべきです。でも、これからはゆっくりと運の流れは下り坂になっていきます−
物事をどう解釈するのか、それによって運命は切り開いていけるのだなぁと考えると、なんだかワクワクしてきます。
わかりやすくて日常につかいやすい、なによりとっても可愛らしく、タロットカードに興味がある人にはぜひ、オススメしたい本です。
この書評を読んで当書を手にする人がいたならば、それもまた必然かもしれません。
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学生の頃 面白半分で遊んだタロットカード
今思い出してもよく当たっていたような。。
このカードはそんな思い出と別に荒井良二さんのイラストが気に入って買いました。
神秘的でなタロットが優しい雰囲気になっています。
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鏡さんの解説と、可愛いイラストの大アルカナのセット。文字通りはじめて手にするにはいいのかな。親しみやすくて使いやすいセットです。
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私が始めて手にしたタロットに関する本です。
22枚の大アルカナカードが付属されていて、絵柄も親しみやすく可愛い感じ。フルセットであったら、欲しいです。
マニュアルも親切で分かりやすく、カード一枚一枚の解説にもグッとくるモノがあります。
「正位置、逆位置」など難しい事は取っ払って、とにかく直感でやってみよう！やれば分かるさ…みたいなお手軽な趣旨でした。
私は、タロットカードは「占い」というより「悪い事が起こらない為のおまじない」だと思っています。
これ一冊あれば、誰でも簡単にタロットに触れる事が出来るので興味のある方は是非！('∀`)
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対象年齢10歳から100歳まで。
タロットカードとその使い方がセットになっている絵本。
可愛くてちょっと毒のある絵柄が魅力的。
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不思議なことに、迷った時にカードを引くと
どんぴしゃの答えを出してくれます。
初心者の私にも使いやすい、かわいいカードです。
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初めに、占いに頼りすぎてはいけません。
でも どうしても何かに後押ししてほしいときとかに
楽しむ延長で占ったりしています。
私の周囲の社長さんは、自分で占いはしなくとも
誕生日占い本を所持していて 社員採用の参考にしたり
あらゆる占い師の椅子に座り、相性の合う人をみつけて通ったり、と
何かしらの指針にされている方が多いです。
・・・で私がこのタロットを推薦したのは、
とっても単純なカードによるものなんだけれど、
同じカードが続けてでたり、恐ろしいくらい自分の気持ちをピタリと当てられることが多いからです。
タロットカードは相性があるようなので
何回か試してみて、「あれ？」と驚くことが続くようになったら、
そのカードは 小さなパートナーになりますね^-^
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ああ、今日はついてないな・・・と思ったら夜ごはんまで嫌いな献立だったから明日はこれ以上悪くなりませんようにと祈る？大好きな献立だったから、明日のテストは100点？それより家族の温かさにふれてうれしかったから今日喧嘩したこにあやまってみよう？
タロットは直感と読解力。どう読むかも自分次第だけど、どこから直感をひっぱりだしてくるか、状況の何を読むか、がすべてで、そんなことがかわいく、かんたんに、毎日今日のムードは？って声をかけてきいちゃいそうなカードがついていてうれしい。荒井良二さんが好きなので、もちろんそれに尽きる！
お姉さんたちが喧嘩してる・・・これっていつか終わるの？わたしはどうやって行けばいいの？と今日一日さんざん喧嘩してたお姉さん、怖かった気持ち、不安だった気持ち、思って1枚引く。どんなカードでもいいんだけど例えば節制のカード。頭の中で「あ、もう気にしなくていいんだ」ってピンとくる。「おねえさんたちも、そろそろうまくやっていこうと思ってるんだな~。まわりのことも見てくれてるんだな~って。わたしはきちんと身守らねばな」鏡リュウジさんの解説を読めば、節制のカードの意味やこれから先の象徴が書かれていて、しばらく自分の心の中のお守りになる。
星占いだけだと「結局どっち？」っていうのを決める決め手にならないので、星のインスピレーションをためて、タロットをひくのはたのしい。
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タロットに興味をもった時に初めて手に取った本。とても分かりやすい解説とかわいいイラストの大アルカナ22枚で、手軽にタロットに馴染めました◎ただ、タロットはやはり大アルカナと小アルカナで本領発揮するように感じるので、この本で馴染んだら早速ライダータロットを手にしたいところ。
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大アルカナのみで占う、割と分かりやすい本です。付属のカードは暖色が中心で馴染みやすく、サイズも小さめなので扱いやすいです。ちょっとやってみたいなーという方におすすめ。
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荒井良二さんのくすっと笑える温かい絵がカードになってる！と思い即買い。持っているだけでうれしくなる、そんな一冊。
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お手軽な値段で本当に初心者だった私にとって、やり方や解釈の仕方がとても分かりやすくてタロットにはまった本です！カードの絵もとってもかわいくて、ちょっとしたときに持ってきて今でもつかいつづけています。
