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戦争の正しい始め方、終わり方 小さな戦争が大きな戦争を食い止める… みんなのレビュー
- 兵頭 二十八 (著), 別宮 暖朗 (著)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:並木書房
- 発行年月:2003.7
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紙の本
「終わり方」について無いのにはガッカリ
2003/09/18 20:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:孫子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
勝機を失ってもズルズルと続けてしまった第二次世界大戦、泥沼化したベトナム戦争と旧ソ連のアフガニスタン侵攻。そして、いまだ戦闘が行われているアメリカによるアフガニスタンとイラク侵攻。
戦争でもっとも難しいと思われる「終わり方」について、題名にあるのにも関わらず、一切語られないのは残念だし、片手落ちも甚だしい。
対談の為か、話があちらこちらに流れて、論点が定まらず、何が「正しい」のか曖昧。
ただ、平和運動をバッシングしたいことだけは、文章の随所にちりばめられ理解できるが、「小さな戦争が大きな戦争を食い止める」理論は都合のいい例を出しているだけで、理論的は説明がないため説得力に欠ける。
また、天下国家からの視点しか見受けられず、前線で死と隣り合わせの兵士や、逃げ場もなく戦場と恐怖のただ中にいる民間人の視点が完全に欠如している点も問題である。
さて、このお二人自身は大きな戦争を食い止めるために小さな戦争に行ってくれるのだろうか?
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