紙の本
異色のSFでBL作品
2017/05/22 17:07
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はこれのどこがBL?って展開。心身共に相性抜群のはずがいがみ合ってる負担がだんだんと距離を縮めていく過程を見守っていく楽しみが味わえますよ。
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粗筋?SFもんは書くの難しいから、リンクから飛んで確認して(そんな)ちなみに月子はSF・ファンタジーの類が好きじゃありませんが、これは全然読めました!…そ・れ・よ・り・も!こりゃ感想は終始三四郎とカイに尽きるでしょう!!!なんて月子好みな受け!!でも、萌えを熱く語る前に少々ツッコミもさせて頂きます。えとね、上巻はかなり古い作品だからか、少々書き方がクドい。初対面のクルーなので新しい発見の連続かも知れませんが、事あるごとに相手を見直してばかりなので、読んでるこっちは「またこの流れ?」と、やりたくもない粗探しをしてしまう。そして一番気になったのが「中々様になったウィンク」という表現。作中に何回登場させるのですか?普通この手の言い回しは一度使ったら終わりじゃない?どうしても何か枕詞なり使いたいのであれば「相変わらず」とか。普通に「ウィンク」で良いと思います。せっかくいい気分で歩いているのに足元の石にけつまずいてばっかりでした。しっかーし!!!キャラ!キャラ!キャラは最高に月子好みでゴザイマシタ!野性味溢れるある意味無邪気な三四郎も良いが…もうカイ!カイ最高!月生まれの月人であり、人を魅了する万華鏡の瞳「カレイドスコープアイ」をバイザーで隠し、快楽に奔放な月人である己の性質を憎み、無理に押さえ込んでいるカイ!イイ!イイ!!彼が月人である自分を解放した時にどんな顔を魅せるのか…想像しただけでニヤける。コンピューターによって「心身ともに最高の相性を持つバディ」として選ばれた三四郎とカイだけど、相手が男なのに驚いて「冗談じゃない!」と怒る三四郎と「バディは望んでない」と切り捨てるカイ。イイねぇ〜最初は思い切り反発し合ってる二人がお互いに腹を立てながらも認め合っていく過程が。やっぱ男同士はこうでないと!(ウィンク)沖さんのイラスト初めて拝見したのですが、ストーリーにすっごく合ってるよね。三四郎とカイはもうコレ以外考えられない。萌えでは★5つですが、ちょっと文章に引っかかりを覚えたので、偉そうですが上巻はこの評価で。それにしても、なんで書影が出ないんだー!!
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ある程度BLを読んでいる方ならきっとタイトルくらいは目にしたことがあるはず。そう、私もタイトルはずっと前から知っていて、読もう読もうと思っていたのですが…やっと読みました!
心身ともにベストマッチと診断された武官、文官の組み合わせのことをバディという。普通は男女でなるものなのに、三四郎とカイは男同士でバディに登録されちゃった…! て話です。いや、まだ上巻ですからね。なーんにも起こっとらんのですよ。
「俺、あいつのこと好きなんだ…」みたいなのもないし。
ひたすらSF、SF、SF。SF好きですから、メカとか宇宙とか本当、涎垂らして喜ぶくらい好きですから、何の問題もないんですが、BLとしてはまだまだ物足りないです。
イラストを描かれているのは沖麻実也さんという人ですが、この絵のタッチはかなり好みです。今もこういうタッチで描かれているのか分かりませんが…(十年近く前の本ですから)。
下巻が楽しみです。
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シリーズ長くて最終巻まで出たから再読。状況説明の巻。設定萌え!ストーリーもミステリチックな展開で楽しい。
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友だちが貸してくれたら、もう遙か昔に読んだことがある本だった(笑)
一応BLにカテゴライズしたけど、SFとして読んでも割と読み応えある・・かな~
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実は呼んでいるのはエクリプスレーベルだった頃のもの。
だから変更点があるのならば、良くは判らない。
基本はBLなので、最終的にはそっちの方向にいくが、そこを除けば普通の小説として十分楽しめるものではないかと思う。
舞台が宇宙で、閉鎖された空間内での物語というのもまた、特殊であり、より人間の人間であるところを深く掘り下げられて良いのではないかと思う。
基本、通常メインキャラが4人なので、「キャラに迷う」ことがないところが尚良い。
これはシリーズの一番作であり、最初に読んだ時には、それまであったBL小説にありがちな「それしかない」状況を打ち破った最初のもの(私にとっては)だったので、非常に驚愕しつつ新鮮味を味わった。
恋愛が根底にある話というのは、どうしてもマンネリ化するので、事件性が全くなく謎に関する部分には全くノータッチであった。
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最初の発行は1995年、再販(2003年)からさらに最終巻「タイトロープダンサーSTAGE5」(2009年)まで14年かかりました。でも全然色褪せない・・・読みたくて読みたくてひたすら次を待ち続けた作品です。生い立ちも生き方も考え方も全く相容れない二人がバディーとなり乗り込んだ惑星探査船ジュールベルヌ 様々なできごとを経て少しずつ変化していくカイと三四郎そして周囲の人々 軽めの小説をお求めのかたにはお奨めしません。
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一応BLに分類されてしまうんですよね、この作品は。
辺境の惑星へ向かうはずの探査船が、突然プログラムを無視して航行し始める。
その謎を調べる4人のクルーの物語なんですが、そのうちの2人が主人公というわけです。
片や傭兵出身で長期航行のせいで見た目が若い「三四郎」と、月生まれの「月人(ルナン)」である「カイ」が、一緒の勤務につかされる「バディ」としてコールドスリープから目覚めるというところから始まるのです。
「バディ」は仕事もプライベートも同じサイクルの時間を過ごす唯一の存在なので、男女ペアが多いらしいんですが、なぜだか男2人に……っちゅうわけでこのジャンルの話に分類されてしまうんですけどね、これはSFですよ?
本当に、こんなに面白いSFは久しぶりでした。
最初CDドラマから入ったので、三四郎の生き方や、カイのにじみ出る色っぽさをCDで聞いてしまってから読んだので、原作の本がこんなに充実した作品だとは(失礼ながら)思ってなかったわけですよ。
久能さんには長く書き続けていただきたいシリーズです。
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とりあえず、上巻なんですが……上巻は甘いところは一切なし、な感じで、まともなSF小説でした(爆)
でも、だからとってもおもしろくて……ついうっかり、上巻読んだところで止めておこうと思ったのに、ついうっかり、そのまま下巻へと移行していきました……というわけで、下巻の感想も早々に上げておきます
どーも僕、BL小説も好きだけど……それよりも何よりも、内容のしっかりしてる小説が好きな、タイプらしいです。
文句なしにおもしろい。80点。
一回読み始めたらダメっ!!
すぐに下巻がほしくなります。
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宇宙船もので、仕事からプライベートまで相性ばっちりとコンピュータ診断でカップリングされたコンビの話。世界観はしっかりSFしていたけれどコンピュータの描写に違和感を覚えた記憶あり。まあ読んだのがかなり昔なので記憶はウロです。シリーズ結構続いてる。
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番外編5巻が発売されたので全巻読み直し!
厚いストーリーと三四郎とカイの変化をニマニマしながら楽しんでます(*´∇`*)