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変な人と変なものがいっぱい出てきて
ありえへんし~~と言いながら笑えました。
あー楽しかった。
「隠密行動」(「必殺」みたい)と「愛の陥穽」(確かに陥穽wしかし26人も落ちるとはww)が好き。
モヨヨが新聞ではたき落とすところは、笑いすぎて窒息しそうだった。
マンホールが顔に見えたことはあるけど、「うすい」は雨水・・・
一瞬だけドスト(笑)に挑戦しようかと本気で考えた。
引っ越す前の実家(借家だった)の近所に、元映画館のストリップ劇場があったなあと思い出した。
川の向こうじゃなくて国道の向こうだった。
どピンクの宣伝カーが停まっていたりしたなあ。
(10.06.29)
遠いほうの図書館
(10.06.18)
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新書購入
SFと、言うので買ったのに。えーっと……、えーっと……。
よくわかんないお話。柴刈天神という街を舞台に過去に未来に繰り広げられる騒動ですが……、変なおばさんが飛んでいたり、自我に目覚めたマンホールが若くもない人妻を誘惑したり、シリコン樹脂を好むキノコが……とか、妙なお話。
闇鍋奉行とか。
キノコ好きの教授(頭がキノコみたいになっている)とか。
突っ込みようがもはやなく。
いけいけいっちゃえ、どこまでも。
ちなみにタイトルも意味不明であったりするものも。
でも、気にしちゃダメダメ。
だって、このヒト遊び紙にサインペンでサインしましたって感じで、いきなり
コラーゲン配合
深堀 骨
ですよ。
この感性にどー突っ込むの?
というわけで、わけわからないものをご所望の方はどーぞ♪
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この本、帯には<スタージョンもラファティもすでに亡い しかし、私たちにはまだ深堀がいる。><文芸復興、最後の希望>のキャッチフレーズが記されている。
いや、当時は本当にSFを救うのは深堀骨かも知れないとちょっと思ったんだよなあ。結局、深堀骨も貢献したのかもしれないけど、ハヤカワSFシリーズJコレクション全体の力がSFを押し上げて、またライトノベルという意外なところからSF復権の狼煙があがったんだよな。
そんな思い出を噛み締めつつ。
シュールでナンセンスで不可思議な短編集。こういうのを面白がれるかどうかはずいぶん好き嫌いに左右されるので、合わない人には全然合わないだろうなあ。自由自在に言語を操って奇妙な世界を構築するセンスは嫌いではないが、初心者にはあまりおススメできないかも。読書慣れしている人におススメ。
「バフ熱」「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」「隠密行動」「若松岩松教授のかくも驚くべき冒険」「飛び小母さん」「愛の陥穽」「トップレス獅子舞考」「闇鍋奉行」を収録。
キャッチコピーによれば<柴刈天神前。このありふれた街と人に注がれた真摯な眼差しと洞察をもとに、現代文学から隔絶した孤高の筆が踊り叫ぶ、愛と浪漫と奇蹟の8篇>だそうだ。
本当に孤高の作家という感じがしないでもない。驚くほどクセがあるが、そのクセが病みつきになるかも。
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知人の編集者の方に「読んどけ! さもなくば死ね!」と渡されて、面倒くさいので放置してました。
やっと読み終えたところ……くだらねえ! 超くだらねえ!
なんですか、この不思議な本。しなくてもいい冒険をしまくっている小説というか、確実に読んでも読まなくてもいい部類の本なのに、夢中になって文字を追ってしまう。騙されてる感じ。
ちなみに僕は三大奇書があんまり好きではなくて、タイトルが『ドグラ・マグラ』に似ているから警戒をしていたのだけど、無駄な心配だった。
ぜんぜん関係ない。ふざけすぎてる。
ちょっと検索してみたら、円城塔さんが「お前は何を書いているのだという本」としてフェイバリットに挙げていた。たしかにそういう本ですね。
珍品ありがとうございます! 本棚に奉納します。引っ越しのときには捨てるかもだけど。
ウソです。墓まで持って行きますよ。
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笑える本その5。これで、図書館から借りてみたオススメが終わり。
これはこれは、あまりにも奇妙奇天烈なSF。椎名誠の「武装島田倉庫」のもっと激しくイっちゃっているような感じ。芝刈天神前のイかれた人々。「飛び小母さん」が好きかな。どんな話かと言えば、この町の飛び小母さん伝説に関連したことをユダヤ系寿司屋ゼリーのところで連中が話し合うが、この小母さんは大根おろしを探すための彷徨だったので、飛び大根と飛びおろし金とが…って、わかるかいな。説明するものではないわ。
こんな作品を書いて生きている人がいる。とにかくクセとかアクとか強すぎるので、心の中でなんじゃこりゃと突っ込みながら読めない人には勧められない。
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「バフ熱」★★★
「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」★★★
「隠密行動」★★★
「若松岩松教授のかくも驚くべき冒険」★★★
「飛び小母さん」★★★
「愛の陥穽」★★★
「トップレス獅子舞考」★★★★
「闇鍋奉行」★
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結局一つ目の話の途中で読むのをやめたんだが、編集は本気でこれが九百人のお祖母さんやヴィーナス・プラスXと比肩しうると考えたのか?
さすがに読者をなめていると思う