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え、これがあの恩田さんの作品?という感じ。
今までの作品に比べると、中身が薄すぎる。
今までの作品が濃すぎるという話もあるけれど
もうすこし煮詰めて、他の展開に持っていけばよかったのに。
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こんな愛情もあるのかな。自分だったらどうだろう。ちょっと不思議な物語。なんともいえない読後感。尻切れトンボ具合も恩田ワールド爆発。
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舞台は古き都 奈良。
絡み合う人間関係と現実と夢の間を行きつ戻りつしながら始まった旅。
旅の果てが終わりなのか始まりなのかは読後も尚 私の中で定かではない。
旅を始めるきっかけ それを続ける意思。様々な点で現実感を伴わないが
それこそが現実であるという風にも思える。
誰かの掌の中の水晶玉のその中に入り込み 外側から見守られているような錯覚を覚えさせる街。
時間の流れが少しだけ変わっているような太古の匂いのする街。
そんな街 奈良を舞台にしてこその 時間の隙間に入り込んだような感覚がなんとも心地好い。
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恩田陸さん好きなのですが、作品にはけっこう当り外れがあって……残念ながら私の中でこれは後者の分類なのでした。いまいち楽しめなかった。(読書日:2004/3)
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怖!と思った本。
「月の裏側」みたいなオカルト的な怖さじゃなくて、人間のどろっとした部分が垣間見える怖さ。(苦笑)
最後の終わり方は、中途半端だとは思うけど、確かに効果的な部分で終わってるなと思った。(でも、それが特に怖!という印象を後々まで残してる 笑)
いつか京都にこうやってぶらりと歩きまわる旅をしてみたいな〜・・。
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淡々と進むストーリー。最後はやっぱりと思ってしまうのが、残念ですがそれでも最後まで読ませる力はさすが。
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失踪した一人の男を捜して、奈良を度する二人の女。それぞれの過去と現在を手探りしながら続く奇妙な度の行きつく先とは?
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随所に散りばめられたセンスのいい表現に惹かれて読み進めましたが、伏線の張り方が中途半端。後で効果的に発揮されるはずなのに、やや消化不良。全体的にテンポも悪く、雰囲気もだるい感じでした。結末も「何じゃそりゃ!」と思わず突っ込んでしまいました。
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失踪した一人の男を探して、奈良を旅する二人の女。それぞれの過去と現在を手探りしながら続く、奇妙な旅の行き着く先は? 夢と現実が交錯する旅物語。『オール読物』連載を単行本化。
【感想】
http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200505160000/
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私のブログ名にもなっている。(暴露)
本自体に深い執着はないけどもタイトルは好き。微妙なすれ違い恋愛があるのもいいところ。
遠目に見ると図書室の海と表紙がかぶるが私はこの表紙が大好き。
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恩田陸には珍しく、一人称一視点で語られる物語。章ごとのタイトルが素敵。
事件らしい事件は起こりませんが、各章ごとに用意されるどんでん返し。飽きさせません。
ゆったりと読める本。奈良に旅したくなった。
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すんまそん ほとんど 内容思い出すのに必死です。
いまいちだったんだよなあ
まさに 中年女性の理想ではあるが 無理があるなあとおもった。。
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最後に明かされる真相には単純に驚きました。ラストの描かれ方はなんとも言えないカンジ。自分は好きなほうですが。風景描写が良くて、奈良に行きたくなるかも。
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読みながら、「作家が頭の中でよく考えて作った物語」という印象を覚えてしまった作品。雑誌掲載作品ということを奥付で確認して、なるほど、と納得。書き下ろしで読みたかったな、とちらりと思いました。
それでも最後までぐいぐいと読ませるのはさすが恩田さんの作品。
奈良へ行きたいな、と随所で思いながら読み進めました。裏庭に抜けるのかと思わせるような狭い道を抜けた先にある日本庭園や新薬師寺など、ぜひ行ってみたいところがたくさんありました。
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わたしはなぜか、恩田陸の描く恋愛めいた部分に共感できないことが多く
読むたびに「また、だめだった」と、なぜだろう?とクビをかしげてしまいます。
それは、恋愛感情の描写が、キレイ事な印象を受けてしまうからなのかもしれません。
愛・恋の描き方が、女性でも男性でもどちらでもない目線だと感じるからなのかも・・
恋愛になまめかしいものはつき物であり、それが自然だと考える私は
その要素がない恋愛小説に違和感を覚えるのでしょうね・・・きっと。
しかし、それを魅力と感じる人がたくさんいるから、この本の評判も良いということであり
私が少数派なのでしょうね。それは分かっているつもりでいるのですけどねー。
描写が上手いのは相変わらず。
それは読み終えたあと実際に舞台となっている奈良へ行きたくなるほどです。
読んで不快になったり後悔したりはしませんでしたが、共感することもありませんでした。