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かわいそうでした。が、難しい問題なので、コメントも難しいです。いちばん悲惨なのは資本主義化が中途半端に進んだところで、残酷な伝統が生きているところですね。資本主義の正義の論理が残酷な伝統を残酷なものにしている感がある。文化相対主義的な考え方が正しいかどうかもよくわかりません。ほんとはだいぶ前に読んだから内容も覚えていなかったりする。
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最近知った女子割礼のこと。クリトリスを切除したり、小陰口を縫い合わせたり、見るに耐えないくらい残酷に思えるけれど、先進国に住む私がこの文化を否定してもいいものなのかわからない。わからないです。けしてこの風習を肯定している訳ではないけれど、文化って外部から否定して排除していいものなのか。むずかしい。
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ウスマンセンベーヌ監督の「母たちの村」を見てから、読んでみた方が、理解しやすいかもしれない。こういう事が、まだ世界で行われてること、それをまず知る事が大切かと。今まで、ただ野蛮な発展途上国の因習とだけは捉えていたが、実際は、宗教・文化・伝統などと密接に関わってる根深い問題だという事を教えてくれた。ただ、一冊の本として読んだ場合、同じことの繰り返しや、無駄な部分が多い気がした。なので、「星よっつー!!」
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アフリカの多くの国で未だに行われている幼い女児の性器切除の習慣。 フォトジャーナリストである著者がアフリカへ行き、割礼を受けた女性、割礼をする側の女性、 反対の運動をしている人々を取材。女子割礼(性器切除)の歴史、身体や精神への弊害、 いまだに続いている理由、廃絶への運動内容について書かれている。
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読みたくて、でも怖くて1年くらい避けてたんですけど、やっと読んでみようという気になり、読みました。
やっぱり壮絶。
世界に数ある因習の中でも最も理不尽なものの一つだと思う。
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聞いたことはあるけど、詳細までは知らない女子割礼について。うーん、伝統だとか、男性の性をコントロールしたい欲だとか、社会の一員になるための儀式だとか、そんなことより、これがいかに「女性の性の否定の表れか」ってことをもうちょっと重要視すべきだと思う。結局女性のエンパワーメントが重要だねってはなしにつながるかんじです。だから当事者自身のその廃絶へ向けての運動を出来る限り、サポートすることが、あたしたちにできること、ってのはすごく筆者に共感ですね。
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この本を読むまでこういった事実を知りませんでした。
宗教・文化・伝統・・・色々な側面から見なければならないと
感じました。傷つく人々は確実にいる中で、一概に外から「悪い事」
とは言えない問題。読んでほしい一冊です。
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[ 内容 ]
女子割礼/女子性器切除という風習がある。
アフリカ大陸を中心に、成人に達したあかしとして女性外性器の一部またはほとんどを切除したり縫合するものだ。
この風習が根づいている国々ではじつに90%以上の女性が割礼を受けている。
割礼の際の激しい苦痛はもちろん、感染症、切除後の癒着などによる多くの障害の発生、結婚や出産時のさらなる苦痛と危険など、女性の一生に暗い影をおとし国際的にも批判の多いこの風習だが、なぜ今も残っているのだろうか。
気鋭のフォトジャーナリストである著者は、エジプト、シエラレオネ、ジブチなど6か国を3回にわたって取材。
割礼を受けた人たち、廃絶運動に携わる人、また推進派などにインタビューを重ね、その実態を探ってきた。
これはその貴重な記録である。
[ 目次 ]
第1章 アフリカで見て聞いた女子割礼
第2章 女子割礼はなぜ生まれたのか
第3章 なぜ今も続いているのか
第4章 廃絶運動の試行錯誤
第5章 女たちがアフリカ社会を変える
第6章 ケニア、ウガンダからの報告
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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なんとなくは知っていたけれど、ここまでは知らなかった。
アフリカを中心にまだまだ根強く残っている女子割礼の風習。
生々しい女子性器切除の様子は目をそむけたくなるけれど、現実に生きていくために苦しい風習に耐えなければならない少女が世界にはたくさんいることを同じ女性として知るべきだと思った。
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一度読んだことがあるのだけれども、図書館の書架に通過儀礼のところにおいてあった。女子割礼はあまり日本では知られていないけれども、内容は想像を絶するもので、これが原因で割礼時、結婚や出産時に死ぬ女性もいるらしい。
この問題は地域の文化の問題と、女性の尊厳や命を同考えるかの問題で、容易に解決することは難しいと思う。それでも、真実を知っていくことは大事で、『名誉の殺人』とともに、女性の命と性を女性たち自身がもてないことが命に関わることである、という点で、知っておくべき問題だったと思っている。
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アフリカの一部、といっていいほど狭くはないのだが、女性の割礼風習が残っており、筆者が取材と写真で丁寧にルポをつづっている。
難しいのかもしれないが、残念ながら割礼された女性器の写真を掲載するにはいたっていない。まぁそれがなくてもいかにむごいかは想像がつくのだが。
風習が残っている背景にはさまざまな要因があり、また複合的にからみあっている。
日本だって、結婚するなら処女じゃないと・・・と思っている男性は今もいるようだし、ちょっと昔まで当然かのように思っている男性もいた。
この因習をなくしていくには、女性たちだけへの啓蒙活動だけではダメで、男性や、コミュニティの実力者、聖職者を巻き込んだアプローチが効果的であるということ。
先進国が押し付けないならないように、そのコミュニティの自発的な変化を促すために、どんな援助ができるのか?と考えさせられる。
個人的には途上国に、子供のワクチン援助もすばらしいボランティア活動だと思うのだが、その前に、一人の人間として女性を、子供を産み育てる女性の尊厳を守ってこその子育て支援ではないかと思ってしまった。
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かなり前にドバイの空港の本屋で
平積みになった Desert Flower を買った。
それ以来、女子割礼 FGM/FC に興味をもったけれど
まだ日本ではあまり知られていないのではないだろうか
その廃絶への取組みがどんなに難しいか
とてもわかりやすく具体的に書かれている
とっても納得する
ただ否定するだけでは、習慣を変えることはできない
その意味、位置づけを理解して、
大切に守る部分と回避すべき部分を分けていくこと。
部外者としては見守ること、裏方でのサポート
時間をかけて少しずつ変わるのを待つこと、なのかな。
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イスラーム世界のジェンダーに関するレポートを書くために読んだ本。
女子割礼、今でもアフリカの28の国々と、世界の多くの地域で行われているらしいです。
本読んで、吐きそうになった!!衝撃が大きい。
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同じ女性として目を背けたくなる現実。大人になる通過儀礼として自ら望む子も少なくない。受けた人たち、廃絶派、推進派などの考え方受け止め方が見えてくる一冊。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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