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ナーサリークライムズ しちめんどうくさい七面鳥盗難事件 みんなのレビュー
- アーサー・ガイサート (作), 久美 沙織 (訳)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:BL出版
- 発売日:2003/10/01
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絵本
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紙の本
絵が素敵
2022/10/31 19:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハロウィンのお話かと思い、読んでみたら、感謝祭のお話でした。が、思ってもみない展開でおもしろかったです。絵も素敵でした。
紙の本
NURSERYCRIMES(ナーサリークライムズ)って意味わかる?
2004/02/16 19:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Misa - この投稿者のレビュー一覧を見る
NURSERY CRIMES(ナーサリークライムズ)って意味わかる? 『植木畑の事件簿』って感じかなぁ。(nersery:託児所のほかに育種場という意味がある、crimes:犯罪行為)英語から遠ざかって久しい筆者は秘かに辞書をめくってしまった。副題とつなげると、この絵本の輪郭がおおよそ見えてくる。
舞台は、アメリカ、アイオワ州エームズの南、ジャンボ一家の植木畑。ジャンボ一家は、夫婦と1ダースのこどもたちの14人家族だ。こどもたちはみなトピアリーの達人で、ある秋の日、感謝祭に売るための七面鳥のトピアリーを仕上げた。ところが、翌朝起きてみると、七面鳥のトピアリーがいない!あれこれ手がかりを調べて犯人の目ぼしはついた。しかし、証拠がない。そこで…。とまあ、こんな筋のミステリーなわけだ。
ところで、トピアリーというのは、植物を人工的なかたちに整えたもの。ガーデニングばやりの日本では、盆栽の西洋版みたいな小さな「スタッフド・トピアリー」が人気だが、欧米では常緑の庭木を動物のかたちなどにデザインした大型のトピアリーが一般的。
また、この絵本には七面鳥型のトピアリーや大きなカボチャが出てくるが、アメリカでは、11月の第4木曜日はサンクスギビングデー(感謝祭)に、一年の収穫を祝って、家族が集まって七面鳥の丸焼きとパンプキンパイを食べる習わしがあるんだ。
実は、ナーサリークライムズというタイトル、ナーサリーライムズ(民間伝承)にひっかけてもあるんだ。凝ってるよね。
著者は、「プレーリータウン」等の作品のある銅版画家のアーサー・ガイサート。アーリーアメリカンの古きよき時代の薫りを存分に伝えてくれる。
まあ、とにかくこの絵本、ストーリーと絵を楽しむだけでなく、日本人には、アメリカの風習(英語も!)も学べちゃう欲張りな一冊というわけだ。
★★★★
(Misa/図書館の学校・児童書選書委員会)
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