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S.E.P.の『シカゴ・スターズ』シリーズ。想像力が豊か過ぎて突飛で、そんなに美人でもない女性がフットボール選手と結ばれる…って、やっぱり現実でもそれがあればどんなに…。
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新進童話作家モリーの姉夫婦はシカゴの名門フットボール・チーム〈シカゴ・スターズ〉のオーナー。
モリーはチームのスター選手ケヴィンに密かな恋心を抱くが、報われぬものと諦めている。ところが、彼のたった一夜の過ちで妊娠
してしまう。姉夫婦の命令で仮の結婚をさせられたモリーはその直後に流産する。落ち込むモリーをケヴィンは自分が相続した湖畔
のキャンプ場に連れて行く。そこはまさに、彼女が描くおとぎ話の世界。モリーとケヴィンの恋の行方は?
レイプはいかんだろう、レイプは、ヒロインだって。それだけでどんなにその後が良くても後味が悪い。たとえばやむにやまれぬ理由があったとかあれば、まだしも。ただ自分の欲望のままにっていうのは軽蔑されて当然の行為。それが引っかかってそのあとのヒロインの悲劇もなんだかのめり込めない。確かに流産は辛いこと、だけど、同情できないというか。
ヒーローは道徳心を持ち合わせているヒーローで、さすがに牧師の息子という。けれどそれこそがヒーローのわだかまりの元であったりして、親子の葛藤が切ない。
ヒロインの破天荒な行動は抑制の裏返しではあるのだろうけど、どうも馬鹿と天才は…って言葉が浮かぶ。
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内容(「BOOK」データベースより)
新進童話作家モリーの姉夫婦はシカゴの名門フットボール・チーム“シカゴ・スターズ”のオーナー。モリーはチームのスター選手ケヴィンに密かな恋心を抱くが、報われぬものと諦めている。ところが、彼とのたった一夜の過ちで妊娠してしまう。姉夫婦の命令で仮の結婚をさせられたモリーはその直後に流産する。落ち込むモリーをケヴィンは自分が相続した湖畔のキャンプ場に連れて行く。そこはまさに、彼女が描くおとぎ話の世界。モリーとケヴィンの恋の行方は。
This Heart of Mine by Suzan Elizabeth Phillips
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流産の話は可哀想で辛いけど、この話はほぼそこからがスタート。(そこまでで1/4だけど。)ヒロインがエキセントリックな性格で、ヒーローも自分勝手であまり応援したいカップルじゃなかったのだけど、どうやってハッピーエンドにたどり着くのかと続きを読ませるのはストーリーテラーというべきなのか。作中に出てきた画家のアトリエ描写だけは素晴らしかった。
作中でSKIFSA(健全なアメリカを担う健全な子どもたち)という反同性愛団体がヒロインの絵本に同性愛的表現があると懸念を表明し~というまったくのいいがかり的な問題も発生するのだけど、このいかにもアメリカ的な活動が嫌らしい。アメリカって表現の自由も、反対の自由もあるんだろうけど、どっちも譲り合って暮らそうとは思わないんだろうなぁ、国土が広いせいか。
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うーん、あなたがいたからもそうだけど、逆レイプみたいな始まりがよくなかった。
モリー自分勝手すぎる。
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★3.5
シカゴスターズシリーズ5
今までにも登場してきたモリーとケヴィンが主人公。
二人の関係は最悪なものから始まった。
ヒロインは妊娠するも流産。
離婚だワーイとすればいいものの、牧師の父に育てられたヒーローは、ヒロインを放っておけず湖畔のキャンプ場へ連れて行く。
ここの描写が素敵。
優等生で通ってきたヒロインはたまに”火災報知器”を鳴らしてしまう衝動に駆られるんだけど、なんとなく分かるな。
ヒロイン・モリーが童話作家ということもあってなんだかメルヘンで他作品とか違った雰囲気。
それがエピローグにも顕著していてよかった。
サブカップルはヒーローの叔母と有名な画家。