紙の本
若いっていいな
2004/08/22 02:55
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投稿者:なかちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
若いって何でもできるんだなーって
思わせてくれるような、ハチャメチャな展開の
(一応)犯罪劇です。
イン・ザ・プールや空中ブランコとは違った楽しみ方が
できる一冊です。
もうちょっと若かったら、こんな冒険してみたかったな。
好きな著者の一人になりそうな予感です。
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奥田作品を象徴するようなユーモアと軽さに彩られたクライムノベル。ひたすら金持ちを目指す怪しげなパーティー代行業社社長のヨコケン、超有名企業の社員だが誰からもバカにされるどんくさい三田君、自分勝手な父親に一泡吹かせついでに金もいただこうとする元モデルのクロチェ。最悪な偶然によって知り合った3人が、ある賭場場に眠る大金を狙うことに―。相変わらずの軽さだが、これを読んでると久しぶりに『邪魔』や『最悪』のようなこの人のがっつりしたクライムノベルが読みたくなった。
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読んだ後は爽快感がありました。世の中の裏の話しなのに、ユーモア溢れる面白い物語だと思います。個人的に三田さんがお気に入り。最後のクロチエのはがきが格好良くて良いです。
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パーティー屋のヨコケン、変わり者商社マンのミタゾウ、高飛車女のクロチェ。偶然出会った3人が完全犯罪をたくらむ。。
たちが悪いヤツでも、ダメなヤツでも、人間ってかわいい生き物じゃないかと思わせられました。
読んでいて愉快にさせられる一冊です。
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まったく接点のなかった、まったくタイプの違う男2人女1人の3人組が10億円強奪を謀る!ストーリーも計画も安直だが、面白くは読める。せっかくタイプの違う3人組なんだから、もっとキャラを際立たせて欲しかった。主役に魅力を!!
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クライムノベルとしては不満がある。好みの問題だが完全犯罪は慌てずスマートにこなして欲しい。ハラハラは必要ない!でもまあキャラが良かったのか楽しく読めた。
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何ヶ月ぶりだろう?雨降りの中、市立図書館に行きました。奥田さんの本見つけたんで、借りてみました。軽くて面白い。ハラハラさせられて、この人なかなかうまいなぁ、と思いました。
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ちょっといろいろなことに疲れて、
あまり考えないで、本を楽しみたかった。
そんなときは、絶対この方の本をとりたい。
『真夜中のマーチ』
奥田 英朗(著)
パーティ主催で稼ぐ、ちょっとワルなヨコケン。
一流商社勤務、でもどこか抜けてるミタゾウ。
美人で強気なクロチェと、犬・ストロベリー。
詐欺で稼ごうとするヨコケンが狙った財閥御曹司は、実は単なるダメ社員だった。
そのミタゾウとヤクザ相手に金奪取を目論見るが、
そこで阻止された・・・謎の女、クロチェ。
いつしか、クロチェの野望、10億円強奪計画に、3人+1匹で臨むことに。
予期せぬ展開に振り回せながら、完全犯罪を目論見る・・・
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この、スピード感と、ユーモアあるキャラクターたちが、
奥田作品の心地よさだ。
強奪計画は、上手くいきかけ、失敗し、また次へ・・・と、テンポのよさが、読書を進める。
強がっていた奴が、実は度胸がなかったり。
臆病そうな奴が、実は冷静・的確な決断力で思わぬ行動を起こしたり。
ひとりでいるのが一番いいと信じていた奴が、
仲間といることで心強く感じたり。
ひとりでは気づかなかったこと。
仲間がいることで、気づいた、自分の強さ・弱さ、
そして、仲間という存在の大きさ・・・
人間は完璧じゃないし、情けなくて笑っちゃうけど、
でも、その欠けたものを、仲間が補ってくれるものだ。
二転三転する展開が面白くて、一気に読みきってしまう。
こういうの、結構好きだなぁ。
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『奥田さんらしい』というのが率直な感想だけど、少し物足りなさも感じた。らしいけど、奥田さんには面白いだけじゃない何かを求めてしまう気がする。でも面白かったからいいか(笑)みたぞうとあの精神科医伊良部がだぶった。
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出版社/著者からの内容紹介
青年実業家気取りのパーティー屋ヨコケン。むっつりすけべの一流商社マン、ミタゾウ。高飛車で強がりのモデル、クロチェ。ひょんなことから10億円強奪の計画に乗ることになった3人だが……。
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2006.6.3
話しが進むなかで主人公が変わっていくところがいい。あれ?それとも主人公は最初からあの人だったのか?
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獲物は十億円。男二人と美女一人+犬一匹。目指すは完全犯罪……だったのに。泥棒がいっぱい。新たなるスラップスティック小説の誕生。
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物語が一転二転・・・どころか五転六転もしちゃうよ。いーのかよ!?
思わずつっこみたくなります。
クロチエ、ミタゾウ、ヨコケンのコンビ大好きです。また読みたいわ。
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青年実業家気取りのパーティー屋ヨコケン。むっつりすけべの一流商社マン、ミタゾウ。高飛車で強がりのモデル、クロチェ。ひょんなことから10億円強奪の計画に乗ることになった3人だが……。
一晩で読める楽しい小説です。
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惰性で読んだという感が否めない。
強盗(ギャング)なら、やっぱり伊坂幸太郎だろう!!と思ってしまう。