投稿元:
レビューを見る
黒字化の具体策が価格とコストなのだか、あまり具体的に触れられていない。人間の根源に訴える、ということが大事ということだが、あまりにもうまく行き好きで、ストーリーに入り込めないし、参考にもならない…。
投稿元:
レビューを見る
目標管理制度の実例として有名な、実話をもとにした小説です。
入社して日の浅い頃に読みましたが、最近、目標管理制度を勉強しなおす中で再読してみました。
主人公である本社からの出向社長は、分かりやすい目標、行動指針を立て、これまた分かりやすく各部門のなすべきことをブレイクダウンしています。まさに目標管理の教科書どおり!!
しかし、組織が燃えるかどうかはトップ次第…と言ってしまうと、トップでない人間、しかもトップと話す機会もない人間ではどうしようもありません。
経営スタッフと言われる人事部門の一員として何ができるのか模索中。。。
投稿元:
レビューを見る
上司に読んでみる?と言われて読んだ本です。一見すると単純なサクセスストーリーですが、目標管理たるものの哲学が詰まった本ですね。上から数字を下ろすだけではなく、各人が腹落ちした目標を立てそれを管理すること。「俺がする」「協力する」「明るくする」簡単なようで難しい…。
投稿元:
レビューを見る
もう20年以上前の本だけど、今でも十分通ずる普遍的な内容だ。魂揺さぶられた。 自分から変わる。人間主義。オレがやる、協力する、明るくする。小説仕立てなのでするすると読めるのもいい。
投稿元:
レビューを見る
子会社社長として出向を命ぜられた主人公沢井。
目的は赤字を続ける子会社を現有資源だけで黒字化すること。
その期限は僅か2年。果たして再建は果たせるのか?
実話を元にしたフィクションであるため、
目標の立て方・モチベーションの上げ方等なるほどと思えることが多い。
最終章に役立つ内容。
手軽に読める小説仕立てのビジネス書。
投稿元:
レビューを見る
設備投資なし、新規人材投入なし
既存の設備、既存の人員で万年赤字の会社再建を推進する出向社長の奮闘を描いた作品。
赴任から黒字浮上までの期間を、各月の出来事とそのときとった社長の決断と行動を踏まえながら書かれている。
人を動かさないと会社は成り立たないということがよく感じ取れる作品。
ほとんどが物語として描かれ、物語が終わってから解説が書かれているという形。
今、20代で30代後半から40代になってからもう一度読んでみたいと感じた本。
今はふーんで終わっていたところがきっと10年、20年経った時、忘れてしまったことを思い出させられる一冊になると思う。
投稿元:
レビューを見る
v字回復の実話小説。
一昔前の時代の話ではあるが、時代を感じさせない普遍性をしっかりとらえている。
ヒトモノカネの経営リソースのうち、ヒトしか変化させられない条件のもとで、
社員が自ら動く組織を作っていく過程を疑似体験できる。
結局ヒトを動かすのはヒトであり、戦略やシステムはその前提があって機能するものだという私の人間観、企業観を大いに後押ししてもらえた。
ヒトがヒトを動かし、やがてヒトが自発的に動いていくプロセスをリアルに感じることができるドラマである。
ヒトに成果を出してもらわなければならない立場の方には、必ず読了後に何かを残してくれると思う。
投稿元:
レビューを見る
会社の再建に関するフィクション。
スローガンに掲げ、具体的な目標を打ち出し、少しづつ達成していくなかで、従業員との信頼関係を築き、みんなの意欲を高かめていく。
マネジメントの教科書としても参考になり、小説としても元気をくれる良書。
投稿元:
レビューを見る
社内マネジメント研修テキストとして使った本だが、チームを活性化するためのエッセンスが詰まった良本。
会社の業績➕個人のやりがい。この二つの実現が不可欠。
投稿元:
レビューを見る
「フィクションですよね?」と何度かなりますが、(フィクションではあります)
読んでいて清々しいというか気持ちの良いものではあります。私はこういうのが好き。あまりに綺麗な面ばかりなので、組織論としてでなく、小説として楽しんだ感あり。
でも結局そういう楽しさ、ワクワクみたいのを皆求めて働いているような気がしたので、なんだかとても読みやすくておもしろいのに、素敵なことを伝えてもらっています。最後のあとがき?らへんにMBOについての猿谷氏の思い等も記載されており、人事として改めて考えさせられます。