紙の本
出版社コメント
2003/12/02 20:51
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかね書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガキ大将のマガークを団長に、人間警察犬のウィリー、タイプライターによる記録が得意なジョーイ、木登りの天才ワンダ(5巻からは天才少年ブレインズも)が、それぞれの才能を生かして事件を解決し、大活躍する少年探偵小説の傑作が、新しい装幀でよみがえりました。
日本翻訳出版文化賞も受賞したこのシリーズは、まんが家の山口太一さんの描く軽妙な挿し絵も好評を博し、刊行当時爆発的な大ヒットを記録しました。刊行後25年が経ち、入手できなくなっていたこのシリーズをもう一度ぜひ読みたい、自分の子どもに読んでもらいたいとの声が高まり、復刊のはこびとなりました。
復刊を担当した編集者も、子どもの頃夢中になって読み、いまだに裏表紙の「マガーク探偵団のテーマソング」が歌えるほどの大ファンでした。その想いを込めながらも、懐かしさやノスタルジーを前面に押し出すのではなく、現在の子どもたちに手にとってもらえるよう、軽く、持ちやすい装幀に変更し、新装版としました。
当時熱狂した、かつての少年少女と、現在の少年少女、どちらからも愛される作品としての『〈新装版〉マガーク少年探偵団!』を、ぜひお楽しみください。
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“少年探偵団”という言葉にピクッと反応してしまう人にはお奨め。
探偵団結成の経緯もなんだかワクワクしてくるし、日本とは違ったアメリカの子供達の感性や生態が、リアルに感じられる。
自宅に地下室がある主人公マガークがどれだけ羨ましかったコトか!
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「ガリガリペロペロカチッカチッ」飴をかむ(噛む)少年マガークが難癖な一芸の仲間達と組む「少年探偵団」。
私にとっては「少年探偵団」とは小学校の時読んだマガークでありこれが最高傑作です。
子供が探偵をやることにどんな意義があるか?
それは、子供にしか出来ない事件解決の仕方に尽きると思います。彼らはその想像力と大人顔負けの理解力で事件を解決へといざなうのです。その姿は子供心に爽快感を感じました。
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子供の頃海外の少年探偵ものをよく読んだ。その中で多分一番夢中になった作品。
これを読んで、地下室にも、探偵団にも憧れたのを覚えている。作中に出てくるアメリカの文化も魅力的に見えた。復刊して嬉しい限り。
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全18巻。アメリカのませガキどもが探偵団を組んで活躍する話。大好き! 誇り高くて功名心の強い4人のエキスパートたちを引っ張る赤毛の団長、ジャック・マガーク(10歳)のイカすこと! 普段は「特別訓練」と称して団員たちに自分ちの庭掃除や雪かきをやらせるくせに、いざ団員がピンチになると真っ先に矢面に立つ男、マガーク! 風邪をひいて寝込むと自分が死んだ後の後継者を紙に書いて窓に貼る男、マガーク! リーダーになるべくして生まれてきた男だ。蕗沢忠枝の訳がとにかくすばらしい。「マガークの御大」とか「大将」「やっこさん」「〜よろしく」などの言葉はすべてこのシリーズで覚えた。小粋な皮肉の応酬や「プロばり」のうやうやしい言葉、大真面目な講釈など、こまっしゃくれた子供たちのやり取りが生き生きしていてほんとに楽しい。山口太一の絵も不可欠。「ボンボコマガーク探偵団♪ペンペコ仲良し5人組♪」というテーマソング(?)がついている背表紙を超愛しているので、もうボロボロだけどハードカバー版は絶対捨てられない。
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甥っ子の誕生日プレゼント用にこのシリーズを3冊購入したうちの1冊。
少年探偵団って、子供の頃一度はあこがれますよね:-)
地下室のあるお家なんてうらやましいですよねえ。
ワクワクしながら読みました〜♪
ウィリーと私の鼻はいい勝負です、きっとlol
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キャラクターが個性的ですき!
小さい頃に公文で読んで、ずっと気になっていたのが、中学の時に始めた速読のキッドの中に文庫が入っていて感動した!
縁がある作品(*´v`*)
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子ども向けの牧歌的ミステリです。
消えた犬を探す、とかそういう感じのご町内ミステリ! 少女時代だいっすきでした。
裏表紙で、
記録のジョーイ、鼻のウィリー、木登りおてんばワンダちゃん、
そして我らがブンチャッチャ、ジャック・マガークブンチャッチャ♪
こんな感じのリズミカルな団員紹介が載ってて、それがまた楽しげで好きでした。
途中から頭脳のブレインズ、空手の達人マリ・ヨシムラなんて団員も加わります。
でもやっぱ、初期のこぢんまりとした感じが好きだったな!
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小学生の時に読んでたのです。
思えばあの頃から探偵モノ好きやったんやなあ。
絵が可愛くて好きなのです。
めっちゃ懐かしい…。
こちらは新装版ですが、古い方で読んでます。
新装されるっちゅうことは、名作なのやな。
全シリーズ読めてへんかったと思うので読みます!
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引っ越してきたウィリー。消えたウィリーのキャッチャーミット。強引に結成されたマガーク探偵団の捜査。木登り少女ワンダの加入。意外な犯人は?
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子供向けの読みやすいミステリだが、自分が小さい頃夢中になって読んだことを思い出したので。お子さんにぜひ。
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昔から見るけど、そういえば読んだことなかったな…と手に取ってみました。
マガークとロカウェイは幼なじみの大親友。
マガークは勘が鋭く頭も良く、立ち止まったりしない男。
ある日二人の町に、ウィリーという鼻の大きな少年が引っ越してきた。
犬並に鼻が利く、と自負するウィリーは何故かとても悲しそうで…
児童ものに限らず、翻訳版は結構読んでた方だと思うのですが、
こんなに読みづらいと感じたものは初めてかも知れません。
アメリカのものにありがちな、例を挙げるために余計な脱線をするところとか、
こちらが各事情を承知している前提でいきなり話が転がるところとかは少ししんどく感じます。
でもテンポの良さは抜群。文体に慣れれば読みづらさも問題にはなりませんでした。
お話そのものの他愛なさも、児童ものでは好感触。
でもマガークという(一応の)主人公を好きかどうかで、感想は変わるんじゃないかな。
ちなみに私は間違ったエキセントリックに走ってそうなマガーク少年は苦手かもしれません。
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おもしろいよ、って言われたので読んでみました。
うーーーん
絵がおもしろい。ちょっと昔っぽい、前川かずおとかやなせたかしっぽいかな
10歳くらいの少年たちが、探偵団を作って身近な謎を解決しようぜって話
そこまで愉快とか爽快とかスッキリとかもなくて
そんな面白いかな~?ってかんじです
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それぞれの特技を生かして、ご町内の事件を解決する、実に等身大な少年探偵団。「その名も高きガキ大将、ジャック・マガーク、ぶんちゃっちゃ」のフレーズが、未だに脳裏から離れない。
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3年生くらいの子がハマっていると聞いて読んだけれど、私はアメリカっぽいドタバタがあんまり好きになれないから、イマイチでした。でも大人をバカにしてはいないし、害のあるお話ではないので、楽しめるのなら8巻まであるようなので、どうぞ読んで下さい。