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紙の本
出版社コメント
2003/12/04 20:34
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投稿者:PHP研究所 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容:たかが競馬、されど競馬——。馬主として競馬界の実情をよく知る著者が、落ち込みの著しい競馬界の“活性化のポイント”を提案する。
解説:競馬を愛しながら競馬界は嫌いだという人が多くなってきたため、特に中央競馬はだんだんと行き場がなくなって八方塞がりとなり、結果として競馬がつまらなくなって、入場人員や馬券の売上げもダウンが続く——という一種の悪循環に陥っている。「その結果、競馬から夢とロマンが失われ、夢の不在がファンの競馬離れを促進させているように思えてならない」と、日本を代表する経営コンサルタントにして馬主でもある著者は慨嘆する。
競馬というのは、実は「夢」がキーワードなはずなのに、みんなで寄ってたかって「夢」の居場所がなくなってしまうような方向に持ってきているところが、いまの競馬の悲しさであり、アイロニーである。どうすれば、もう一度競馬に夢とロマンが戻り、人々が競馬を楽しみ、結果として、競馬を稼業としている人たちもいい思いができるようになるのか——。競馬界を活性化させるための改革案を、経営コンサルタントの視点から提示する。
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