投稿元:
レビューを見る
【目的】:メンタル・タフネスを高めるには?
・タフネスに欠かせない四つのレスポンス。感情的な柔軟性・反応力・強靭性・弾力性。
・理想的な心理状態(Ideal Performance State)をコントロールする。
・ストレスと回復のウェーブ(サイクル)が重要。
・ストレス、回復だけの線形は、タフさを弱める。
・アンダー、メンテナンス、タフネス、オーバートレーニングの4領域。
・領域の境界(負荷の限界)は、人により、段階により変化する。
・ネガティブな感情の動きに注意し、アンダー、オーバーを知る。
・ポジティブな思考により感情をコントロールする。
#テニスの考察が身近に感じられた。プレー間の25秒が回復としてウェーブを作ることが大切という説明は目からうろこだった。
#レベルを計り、計画的に継続していくことは、個人の取り組みでは結構難しいように感じた。
投稿元:
レビューを見る
要するに直線ではなく、波になっていることが大事ということね。自然現象もすべからくそうであるように、生物もそれに従うのが自然ということか。
投稿元:
レビューを見る
トッププレーヤーというストレスをいかに力へ変換させるか。
この原理がわかってくれば、
日常をもっとよりよいものに変えられるのではないかと
感じる一冊。
若干専門的すぎてわかりにくいところもあるので−★
内容的には、すばらしい!
投稿元:
レビューを見る
非常に面白く、ためになるメンタル・タフネス本。オーバートレーニングでもアンダートレーニングでも良くないことや刺激と回復のウェーブを作らなければ鍛えられないことなど目からウロコ。もう1度大事なところを読み直して、実践していくべき本。
投稿元:
レビューを見る
タフネスについて、実例集を交えた説明で分かりやすい!人間の本来の状態であるポジティブさを保つ秘訣と鍛錬方が記載されていてよい!感情との付き合い方が変わる。感情を味うメリットが腑に落ちる。
投稿元:
レビューを見る
結構面白かった。
肉体的・精神的・感情的ストレスの共通性。
日々の規則性と十分な回復と適度なストレスの必要性など。
ネガティブな覚醒が理想状態の導入になることもある、という話はほほうとおもった。
あと、思考を望む方向に向けることで化学物質を好ましく操る事が出来、結果感情も上向くというのは、やや眉唾だが大きく間違ってはいないだろう。
僕以上にこの本を必要とする人が世の中には多いんだろうな、と思う。
投稿元:
レビューを見る
一日一日が柔軟性、反応力、強靭性、回復力を伸ばすよいチャンスとなる。
タフネス促進のためには肉体的なエクササイズ。
それが精神的タフネス、感情的タフネスの獲得につながる。「
【目次】
1 ジミー・コナーズの秘密
2 どうしたらタフになれるのか
3 ストレスを活かすトレーニング
4 回復のためのトレーニング
5 過酷な状況から生還する
6 タフネスと化学物質
7 感情的なタフネス
8 メンタル・タフネス
9 タフネス・トレーニングに終わりはない
投稿元:
レビューを見る
ストレスにより発揮できるパフォーマンスに大きな違いが出る。楽すぎてもダメ。きつすぎてもダメ。ストレスからの回復を意識することで、ストレスに対抗する力を養いより高いパフォーマンスを発揮することができる。
投稿元:
レビューを見る
筋肉同様、適度なストレスと休息(回復)のサイクルによってメンタルも鍛えられる。そして筋肉同様、過度な/長時間なストレスは故障の原因となり、かといってストレスがなさすぎるのも鈍ってしまう。
ネガティブな感情を無視するのではなく耳を傾けメッセージを受け取り、適切な対処をしたら、またポジティブな感情に戻ろう、というような話。
投稿元:
レビューを見る
ジム・レーヤー(著者)
メンタル・タフネスのトレーニングシステムを早くから開発・実践し、高い評価を受けているスポーツ心理学の権威。トップアスリートのメンタルトレーニングを行ってきた。1980年ごろからはメンタル・タフネスをビジネスの分野に応用し、数多くのアメリカ有力企業を指導し、多くの注目と賞賛を得ている。
重川元志(監訳)
ライフスタイルに関わる事業、サービス、プロダクトのインキュベーションとマーケティング開発を手がける。SPOONグループ、及びFIRST SUNグループ代表。
[要旨]
本書は9章から構成されている。第1章では、元プロテニスプレーヤーのジミー・コナーズ選手がいかなる状況においても最高のパフォーマンスを維持できるメンタル面の強さや、日常生活におけるメンタル・タフネスについて書かれている。
続いて第2章から第8章では、タフになるための方法、トレーニングや、感情のコントロール方法、メンタル・タフネスの意味が例や研究成果を用いて書かれている。
最後に第9章では、タフになるプロセスを常に前進することができるように、進歩をチェックするためのシステムについて書かれている。
[感想]
本書はメンタル・トレーニングは肉体的なトレーニングと同様にオーバートレーニングやアンダートレーニングは良くないと述べており、正にその通りだと感じた。
私は第8章の「ほとんどすべての状況において笑えるということは、あなたを感情的なコントロールの下におくことができる」という言葉にとても共感した。理由は私も同様のことを実感した時があるためである。私は部活動でバスケをしていて、チームメイトをみていると、感情的なコントロールができてないと思う人は顔に余裕がなく、自分のプレーが上手くいかないとイライラしているのが分かる。
他にも第7章の感情のコントロールについて述べている部分で、「ネガティブな気持ちに耳を傾ける」、「メッセージを受け取る」、「メッセージを解釈する」という点が、とても参考になった。ネガティブな気持ちになった時、今まで私は少しでも早くポジティブな気持ちになろうとしていたが、なぜネガティブな気持ちになっているかを分析し、それを解決するためには何をするべきか考えることが大切だと書いていたのでこれからは実践していきたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
「メンタル」が、それまでの「精神力」に変わってポピュラーになったのは、それほど昔のことではありません。
冬季オリンピックのスピードスケート500mで、転倒して選手の苦渋の表情を思い出す方なら、そのころのことをよく思い出せるでしょう。
でも、今になっても、
「練習で苦しみ、自分を追い込めば、どんな状況でも乗り越えられる強い精神力が手に入る。だから鍛練せよ、理不尽に耐えろ、それが精神を鍛えることだ。」
案外、こんな理解な人が少なくありません。
自分がそんな人にならないために、読んでおきたい良書です。