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ぼくのキャノン みんなのレビュー

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みんなのレビュー16件

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評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

新しい波

2005/01/02 15:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナカムラマサル - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者についても、物語のあらすじについても、予備知識ゼロで読み始めて、すぐに度肝を抜かれた。
沖縄が舞台であることと、「ぼくのキャノン」というタイトルから反戦小説だと思い込んでいた。
いや、反戦小説であることには間違いないのだろうが、これほどファンタジックにユーモラスに、このジャンルが書けてしまうものなのかと素直に驚いた。

小学生の雄太と博志と美奈の住んでいる村は、変わっている。
高台には「キャノン様」と崇められるカノン砲があり、村の自治は三人の祖父母によって牛耳られ、何よりこの村はやたらと羽振りがいい。
雄太たちは村の持つ秘密を探ろうとする…。
正直言って、あらすじを説明するのが困難な類の小説だ。
いい意味でハチャメチャなのだ。
口をきわめて説明したところで、この村の摩訶不思議さは伝わらないだろう。寿隊や紫織のキャラもまた然り。

この小説のすごいところは、良きにつけ悪しきにつけ、過去と現在の因果関係の重みを感じさせつつ、最後には、現在の希望が未来につながることを約束する清々しいラストシーンを用意している点だ。
「歴史を忘れないことと怒り続けることは同じじゃない」
沖縄から発せられたこの言葉は、ずしりと胸に響く。
戦争を知らない私たちの世代の、新しい反戦小説だ。

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2004/10/11 13:54

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2005/05/27 10:29

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2013/09/26 17:17

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