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いままでの食い物エッセイのさわりをあいうえお順に紹介〜丸かじりシーズ(週刊朝日)・ショージ君シリーズ(週刊文春)から抜粋し,アイウエオ順に並べる。〜何でも食べているけど,ムカデまで食べているとは知らなかった・・・というか,忘れているのか。すいとん・ソースせんべい・畳鰯・茶巾寿司・ブドウパン・目刺しってのは久しく食べていないが,熊鍋・狸・ドリアン・ナマズ・ニシキヘビ。マンボウ・山羊・ワニは未だ食べたことがない。ムカデも勿論。読んでいてお腹が一杯になる。これらの文章は,週刊誌の連載・単行本と来て,3度目のおいしさだろうけど,本を買う奴がいるのだろうか。
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ものすごく面白く読めました。
東海林さだおは初やってんけど、これはいい。
今までに東海林さだおが出した本からの抜粋らしいけど、
どれも観察眼が深いし、笑えるし、何より文章があたたかい。
食べることが本当に好きなんやなーってしみじみ感じました。
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食エッセイなら東海林さん、と聞いたので読んでみた。
食べ物に対してこんな優しく、鋭い観察眼で話す人を私、初めて見たのであります。
大根おろしについては、「大根一本を、一回もため息をつかないですり終えることができたら、その人は偉人である。常人ではない」と書かれていて、思わず笑ってしまった。