投稿元:
レビューを見る
去年の国連セミナーの時に、国連改革の勉強をしていなくて国連日本代表部のセッション前日に大慌てでNYの丸善で買いました。でも結局読めず。。(苦笑)最近読破しました。
投稿元:
レビューを見る
日本における国連を取り巻く議論は平坦な二元論的価値観に埋没している。その中で、国連に幻想を抱くのではなく、また否定論に埋もれるのでもなく国連を活用することを考える本書であるが、いかんせん深みに欠ける。しかし、異なった視点を得る為には読んでみては。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
イラク戦の戦前戦後を通じて、国連はその存在意義を根底から問われ続けた。
紛争の世紀を二一世紀に持ち越さぬようにと期待された国連は、このまま立ち往生を余儀なくされるのか。
国連広報官、IAEA(国際原子力機関)広報部長などを務めた著者は、国連への「幻想」を排し、その実態を直視しながら、国連とその関連機関のあるべき今日的な姿を浮き彫りにしていく。
これからの日本が国連とどう関わるべきかを探る、格好の入門書。
[ 目次 ]
第1章 米国のフセイン政権打倒は国際法違反
第2章 「国連」と日本・日本人―「連合国」との不幸な出会い
第3章 「安保理」改革の現状と課題
第4章 「平和のための原子力」の半世紀―NPT体制とIAEAの役割
第5章 世銀・ユネスコ・WHO―「専門機関」は独立王国
第6章 ユニセフ・難民・人間開発―「付属機関・補助機関」の優等生たち
第7章 地球市民社会とグローバル・ガヴァナンス―二一世紀の世界機構
第8章 日本の国連外交と日本人職員の課題
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
日本人は国際的な権威を必要以上にありがたがる。
その典型が、国連、オリンピック、ノーベル賞。
国連は世界政府でないから大統領も首相もいない。
1865年に創設された万国郵便連合が現在のITUの基礎で世界最古の国際機関。
投稿元:
レビューを見る
国際機構論Ⅰの副読本として通読。タイトルにある通り「国連改革」についても言及されているが(当たり前か)、どちらかと言うと、なぜ改革が必要とされるのかという背景的知識を得るのに適した本であると思った。実体験に基づいた著作なので、(さすが)言葉に重みも感じられた。ただ、入門書というには厚かった気がしないでもない。