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学校の英文法は、English Nativeが、作り上げたGrammerがベースとなっているために、わかりにくい。English Nativeにとって、当たりまえ過ぎて、Grammerに乗ってこない部分が、日本人にとって、英語を難しくしている。
著者の独自の視点で、作り上げた英語の思考の流れに沿った、でも、日本人でも分かる文法として、SVO+Pという文法を提案している。
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以下、とても参考になった。
- 『「主題」なのは、「伝えたいこと」です、+α』というのが、英語のワンパターンな表現。
- 主題は「伝えたいこと」の内容によって、変わる。
- 「伝えたいこと」は、話の注目点であり、New(新情報)である。
- 「主題」は、Given(既情報)となる。
- 日本語との語順の違いは、「主題」に、判断とその判断状況、判断による動作を、表現するところである。
- 「主題: Subject」ー「伝えたいこと: Predicate」は、以下の3つのパターンがある。
①「S v」ー「V」
②「S v V」ー「O」(OをNexusも含めて捉えた方がわかりやすい)
③「S v V O」ー「M」
- 強調されるPredicationによって、主題が含まれる範囲が変わる。
- 「It's … that …」は、判断を強調する形式。
- 主題、伝えたいこと、Mをチャンキングして、並べていくのが、英語の感覚といえる。