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聖ヨハネの首を自らの踊りの褒美として求めた女、サロメ。
本書は伝説の中のサロメや史実のサロメ、芸術テーマとしてのサロメをまとめている。
巻末には、どこの国にどんなサロメが保有されているかをまとめたものもある。
サロメ好きにはたまらない一冊だと思います。
有名どころのビアズリーやモローやクリムトのサロメは勿論、ムンクやピカソのサロメも載ってます。
一部の絵画がカラーでないのは惜しいですが、サロメの辞典として申し分ないかと思います。
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サロメ勉強のため。
芸術の知識ほぼない私にはなかなか専門的でとても細かくて分厚い
でも絵がたくさんでてくるから楽しかった。
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サロメを描いた絵画の移り変わりと、それらを取り巻く社会状況など。図版が豊富で説明もわかりやすかったけれど、欲を言えば絵画はできるだけカラーで見たかったです。しかしサロメを描いた絵をこれだけまとめて見られるのはすごいことかも。時代ごとにサロメの描かれ方や意味合いが変わっていく様子が面白かったです。