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前回初めてインドで一人旅の洗礼を浴び、旅に目覚めたてるこ。今回はモロッコに旅立つが、今回は自分が女性で有る事に色々な面で悩むようになるのであった。
とにかく毎日のように襲い掛かってくる男ども撃退に追われ、その後出会った男性と燃えるような恋に・・・。後半の激情っぷりは凄いですね、かなりの突進力です。面白かったです。
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文章のスピード感が良い。
行動力がすばらしいなぁ。
一人旅なのであるが いつもまわりに
誰かが寄り添う。
モロッコに 行こうとする目標も、
壮大な感じで いいよ。
やはり、若者は 旅にでるのがいいのだ。
つねに 新しい発見と出会いがある。
そういうなかで、人は 成長するのだ。
沙漠で 夜に 雨に打たれて、
寒さを感じた時の 人の温もりが
伝わってきた。人間やってて よかったね。
という感じである。
一気に よめて 楽しかった。
『なんにもないところにいると、なんでもないことで、
こんなにも感動できるものなんだなぁ。
人は、便利になればなるほど、
快適になればなるほど、感動の数を減らしているのかもしれない』
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モロッコに行くきっかけとなった本。
危ない目にもあっててびっくりしたけど、
それもリアルな女性の旅のはなし。
どんなに気張っていても、やはり、男性より気をつけなくてはいけないことはある、それをしっかり見つめ、考えていて共感の嵐。(にしてもパワフルだけど!)
ミケル写真が欲しかったー
さぞイケメンなんだろうな。
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〽金のない奴は 俺んとこへ来い
俺もないけど なんとかなるさ
見ろよ 青い空 白い雲
そのうち なんとかなるだろう
そのまんまを
地で行ってしまう
たかのてるこさんの
旅行記
いゃあ
あいかわらず
お見事です
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たかのてるこさん(以下てるこ)大学4年生は、悪戦苦闘の末になんとか就職内定を取付けた。彼氏も出来て、あとは卒業旅行だけだ…とまたもや約2ヶ月の一人旅に出掛けた。
フランスはルーブルだけ見て翌日出発、スペインでは高校の同級生のスギやんと再会、一緒に観光する。
モロッコへ渡ると、てるこは自分が《女》であることを嫌というほど思い知らされる。イスラムでは結婚してない男女のつき合いを認めないため、男達は外国人の女を見ると見境もなく迫って来て、てるこも何度か襲われそうになる。
男達の攻撃を避けるために、同じく日本から一人旅で来ている塚本くんにカップルのフリをしてもらう。この作作戦のおかげで以後リビドー攻撃に合わなくなる。
マラケシュから砂漠の町に向かうバスの中で、キアヌ・リーブス似のイケメンに出会い、てるこ心臓はバッコンバッコン高鳴る。さあ…このあとどうなる?
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男達が迫ってくる話は聞いた事があるけど、一番驚いたのは、仲良くなって部屋に泊めてもらってる女の子の彼氏が部屋に上がりこんで襲われそうになった話。てるこは彼女の事を思って声も出さずに抵抗して、何とか事なきを得た。ところが彼氏を差し向けたのが彼女自身だった。てるこが大好きだから大好きな彼を貸してあげたのに…彼をこばんだ事で逆に責め立てて来た。
この彼女の感覚はわかりかねない。後で聞いたところ、モロッコの人もそのカップルの行動は理解に苦しむようだ。たまたま変な嗜好の人達に巡り合ってしまったらぢい。
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たかのさんの本は2冊目。今回もとても面白かった。読みやすいし、リズムが良くてスラスラ読むことができる。
リビドー・ウォーズの章は読んでいてなかなか辛かったけれど、最後に伏線回収というか、その場面も含めて旅の意味がうまく纏められていた。
旅は、人との出会いによって自分を見つめ直すことなんだと知った。
今回の旅は前回と違って、現地で出会った旅人と共に旅をしている期間が長い。スギやん、塚田くん、ミケルは本当に優しくて思いやりがある人たちで、この3人に出会えた著者は運がいい。
特に極寒の砂漠の夜でのミケルの優しさには痺れた。私も著者と同じように、あの状況でミケルのように勇敢な行動を取れる自信がない。
著者のように、"今しかできないこと"にワクワクしながら生きていきたいと思う。
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ラスト近くの文章より抜粋。
先のことは誰にもわからない。分かっているのは、私は一生、自分が自分であることから逃げることはできないということ。
ただ、この先どんなことが待ち受けていようと、自分の中に生まれるさまざまな感情を、そのときどきできちんと噛みしめたいとだけは思う。それが、どれだけ楽しくどれだけ苦しいことだとしても。
この大地に足をつけ、この目をしっかと見開いて、流れるままに進んでいこう。自分のことが分からないのであれば、分からないままに進めばいい。もしかしたら、自分のことなんて分かった気にならない方が幸せなのかもしれない。先のことが分からなければ分からないほど、私は自由でいられるから。
未来の私は、いつだって未知だ。
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表紙の写真やフォントからしてなんとなくそう面白くなさそうと思っていたが、いざ読み始めたら面白すぎて楽しすぎて一気読みした。
旅では日本で絶対に体験できないことを沢山経験していて、出来事だけ聞くと過酷すぎることも沢山あるのに、てるこさんの明るくぶっとんだキャラが旅をいつもいい方向に変えていって、読むと間違いなく旅がしたくなる!
楽しい文章で書かれているため、またてるこさんはどんな目にあっても外国に対する前向きな気持ちを常に持っているため、シビアな内容も全く暗くならずその国に苦手意識を持つことなく読める。
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ガンジス川でバタフライが面白すぎて、たかのてるこの本をまとめて購入
モロッコ人男性の女性への飢えに驚いた。筆者は旅行中、何度も男性襲われていて、それでも旅行を続けていくのは凄まじい精神力である。
海外で他国に触れて、自分のネガティブな面を乗り越えて心の成長に繋がる、その軌跡を追う事が出来る。私が海外旅行した時に感じた成長も、筆者と同じように海外に自分を見つめる機会をもらって得られたものなのかもしれない。言語化や心との対話が下手なので上手く表現は出来ないが…
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前作「ガンジス河でバタフライ」に続き読了。軽快な語り口で現地の人々を赤裸々に描写する高野節が健在で、すらすら読めてしまった。ネタバレになるので避けるが、とある現地人カップルとの出会いが衝撃的で言葉を失った。世界には色々な人がいる、色々な生活がある、と知ることができるシリーズ。続編も読み勧めたい。