紙の本
若さゆえの行動力を巧みに表現している
2004/04/13 12:52
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投稿者:通りすがり - この投稿者のレビュー一覧を見る
何不自由なく生活していた場所を飛び出した紫苑が、ねずみを知ろうと外の世界を知ろうと必死に吸収していく。
自分の体にある抗体でNo.6の人々を助けたい紫苑。No.6を破壊したくて憎むねずみ。二人の進む先には何が待っているのか。
今後の伏線が詰まっているだろう2巻目。少年たちの迷いや葛藤、果ては咄嗟の行動まで、あさのあつこが生み出す世界観と彼らの動向に、これからも目が離せない。ねずみの名前や過去がちっとも出てこない部分で、読者を引っ張る素質が充分にある。次回こそは、名前が出て欲しいところ。
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「あんたは何も知らない。餓えることも、凍えることも、手当てが遅れて化膿した傷の痛みに呻くことも、その傷に蛆がわき、生きながら腐っていく苦悶も、目の前でなす術もなく人が死んでいくことも、何一つ知らない。知らないで奇麗事を並べてるだけだよ」
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『NO.6』に結構はまってる自分がいたり。。
…というか紫苑とネズミの関係をみていると「ヤヲイ」という言葉が浮かばざるを得ないよ…。絶対ねらってるよー(笑)
あたしはノーマルなカップリングが好きなのですが、ここでは紫苑とネズミがノーマルカップリングじゃんね。いいの?(笑)
『NO.6』ってさ、完結してると思ったらまだなんだね。2005年8月に新刊発売とかいうのみてびっくりしたー。
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紫苑が西ブロックの現実を知り、イヌカシ&力河が登場。そして紫苑の親友、沙布が治安当局に……。本格的に動く前段階、そんな感じでやや停滞。早く次!
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信じられるものは自分の力だけという最低の場所で生きるネズミとそこに匿われる事になったボンボンの紫苑。理想都市のNO6の真実の姿を知っていき、生きるということを知っていく紫苑。シオンに影響されネズミも変わり始める。二人の関係が切ない。
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2017年の理想都市の外側にある「西ブロック」。そこで紫苑を待っていたのは……。失踪する近未来サバイバル小説第2弾!
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1巻を読み終わったあと、すぐに読みにかかりました。シリアスで、難しくて、イヤになってしまいそうなのに、ならないのが不思議なところ。本当にすごい話!
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近未来サバイバル小説第2弾。聖都市「No.6」のエリート候補生から一転犯罪者として逃亡中の紫苑。ネズミの言った「すべてを知ってもなおNo.6に帰りたいならオマエは敵だ」の真意は?
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2巻まで読みました。架空の都市を舞台に描かれているのですが、それが現実世界の小さいモデルであることはすぐに分かります。選ばれた人間とそうでない人間。苦労をしなくても幸せな人間と苦労をしても不幸な人間。不条理に2分される世界を少年達の視点でとらえています。あさの先生が苦しみながらも愛を持ってこれを書かれていることが文面からも熱い後書きからも伝わってきました。
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あさのさんの作品は「バッテリー」を読んだのみだったので、この作品を初めて見た時には世界観の違いに驚きました。
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「きみに惹かれてる」
「じゃどう言えばいい。愛してるって言うのか?」
しおんさま…!そのド天然が愛しい。
まだ間に合うだろうか。紫苑、おれは、あんたなしでも生きていけるだろうか。多少の苦痛は覚悟のうえで、あんたという罠から抜け出すことができるだろうか。
ネズミさま…!もう、解放されていいんだよ、紫苑と一緒にいなよ…!って思う…!
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やっぱり、おもろいなぁ!!というか、紫苑が可愛すぎ。なんであんなに天然になれるのか・・・
お母さんはホントにちゃっかりしてはります。
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なかなか面白い展開になってきたなと思います。ネズミの過去が知りたくなりました。主人公がすごい理想主義で甘ちゃんなのですが、ここからどう変わっていくのか楽しみです。でも相変わらずこの手の主人公は苦手。
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ネズミの言葉はいつも人間の狡いところとかを鋭く指摘してくるから考えさせられる。それでもそれに反論したりちゃんと受け止めたりできる紫苑が本当にすごい。
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NO.6続編。
ネズミと紫苑の西ブロックでのラブラブ同棲生活開始編(違
今回は新キャラ続々。
そしてやっぱり萌(蹴蹴蹴