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寝るのが大好き飼いネコのフレッドが死んでから
わかったこと。
フレッドは歌が上手な世界一有名なねこだったってこと。
フレッドのために集まった沢山のねこに
教えてもらった。
ユーモアあふれる作品です。
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これもカフェで見つけて読んだもの。いつも寝てばかりの飼い猫フレッドが死んでしまって、悲しみにくれる家族は庭にお墓を作るが・・・。
絵本というか、タンタンの冒険みたいな、絵本にフルカラーのかわいい絵のマンガみたいな作り。いきなり主役が死んでしまってから始まる話なのに、ほろりともするけどそれだけじゃなくて、こんなに楽しい話だとは。イギリスの絵本だけど、フレッドの有名になるなり方もなんだかとてもイギリスらしい。
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「グーたらネコだとばかり思っていたフレッドには、もうひとつの顔があった!フレッドが死んだ夜、はじめて明かされた信じられない事実。はじめは半信半疑だったソフィーとニックの姉弟も、信じざるを得ない不思議で愉快なできごとに遭遇します。そして次の朝、もっと不思議なできごとが・・・!」
「幼い私は、昼と夜で主人公(フレッド)が違う顔をもっていたことや、主人公が素手に死んでいて本編に登場しないという構成に強く惹かれて、この本が好きだったと思うのだが、大人になった今読み返すと、どうやらそれだけではない気がする。ーフレッドが死んでしまって、ソフィーもニックも猫たちもとても哀しんでいる。しかし、その死を受け入れ、思い出しながら楽しむことで、彼の死を肯定している。フレッドの生も死も、全力で称賛している。ー私は、25歳の時、16年行ききって堂々と死んでいった愛犬の死をたたえたいという思いから書き上げた小説で、作家としての生を受けた。『せかいいちゆうめいなフレッド』が私の血肉になっていることは間違いない。」明日香井千砂(『10歳までに読んだ本』)