紙の本
狙うは直木賞!?
2004/04/23 14:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちくちく - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当の“大竹まこと”を知ることができる。
彼の頭脳はどこまで先を考えているのだろう?
テレビで暴れていたその昔。
そこには伏線があったと聞いたことがある。
舞台上ではシュールな組み立てられたコントを演じる。
あれはコントではない、演劇といっていい。
今では一般人の言葉を代弁するコメンテーターとして活躍。
厳しい批評の中に優しさが必ず含まれている。
裸の大竹まことを知りたい人は読んでもらいたい。
彼は天才である。
投稿元:
レビューを見る
大竹まことのパブリックイメージってどんなだろう?
TVでの毒舌?
シティーボーイズでのシュールなコント?
そのどちらも好きなんですが
僕は大竹まことが醸し出す雰囲気が非常に好きで
その動向を追うことはないのですが
ふとTVや雑誌などで見かけたりすると
やっぱり気になってしまうのです。
その大竹まことがエッセイ本を出したというので
読まなきゃいかんなぁと思っていたのですが
ようやく読むことができました。
まずタイトルにググッと。
そして内容ですが
強面で不器用な反面
非常に繊細でセンチメンタルな彼が
文章によく表れていてよかったです。
もちろん大竹まことらしい笑いもあるんですけど
ほとんどは普通の人がイメージしないような
かっこいい部分もかっこ悪い部分も曝け出した
「人間・大竹まこと」です。
僕の中の大竹まことのイメージは
昭和の文化人のような毒と繊細さと危うさを持った人、
ある種の退廃感というかそういうものを携えた人なんですが
あまり見せないそういう側面が
文章の一つ一つに溢れ出ていて
僕もこういう50歳になれればいいなぁと
そう思うのでした。
投稿元:
レビューを見る
大竹まこと…テレビでは文句タレタレのオヤジだが、シティーボーイズのライブでは、きたろう、斉木しげるの二人から比べると、最もまともな人に見えるから、あら不思議(笑)
そんな彼のエッセイは、もっとまともなのがあら不思議(笑)
優しい文体でとても好感が持てるエッセイ集です。大竹嫌いな人も是非読んでみては??意外な彼の一面…つーか、本当の彼はこの本の中にいるのです♪
投稿元:
レビューを見る
わたしが大竹まことを好きなのは、やっぱり自分の周囲と自分の中身をちゃんと見ている人だからだろうと思う。シティーボーイズの公演で買ったのでいちおうサイン本。
投稿元:
レビューを見る
どこにいてもよいのだ。川に沈む缶コーヒーのプルトップのようにキラキラ光っていればそれは誰かにとっての宝石なのかもしれないのだ。
(P.87)
投稿元:
レビューを見る
人生の後半にさしかかって何を思うか。普段テレビやラジオでキツイ物言いが多い印象のある大竹氏の内面にあるおだやかな部分を記した一冊。