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2010 10/18 途中放棄。図書館情報学図書館で借りた。
タイトルの通り、新聞記事や統計、百科事典、ウェブや各種専門情報源など、知的情報をどう読みとるかというハウツー本。
内容は面白かったが、ハウツーではなくもう少し研究的な本かと思って借りてきたので途中放棄することにした。
また機会があったら手に取ることはあるかも?
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Memo
* 過去に「正しい」ことを教えられた人は、無意識のうちにそれにとらわれて、独自の見方をすることができにくくなる
* 独自性のある読み方をするためには、
* 自分なりの視点/視野/視座が不可欠
* ただし、ある読み方を知っていると、その読み方しかできなくなることに注意
* 知的活動
* フィールドワーク
* インタビューや現地調査
* ライブラリワーク
* 図書館やウェブサイトの検索
* ラボラトリーワーク
* 思考実験やシュミレーション
* 読みの5段階
1. ある分野のパンフレットの読み方を知る
2. パンフレット一般の読み方を知る
3. 文献の読み方一般を知る
4. 「読み方」自体を体得する
5. 一般的な「~の仕方」を体得する
* 情報の読み方「解読」と「解釈」
* 解読
* あるルールに沿って構成されているデータの、ルール自体を把握すること
* 解釈
* あるデータに対して、自分なりの意味を見出すこと/主体的な意味付けを行うこと
* 情報を豊かにする方策
1. データ自体の量を増やす/データの質を高める
2. データを多角的に捉える/多様な意味付けを行う
* マネジメントにとって重要なのは「意思決定能力よりも、意味付け能力」
* 統計情報の探し方
1. 統計情報インデックス(総務省統計局)
2. 世論調査年鑑:全国世論調査の現況(国立印刷局)
3. 民間統計ガイド(全国統計協会連合会)
* 図表の作り方次第で、読み手に与える印象を自在に操作できる
* 読みの理解度を高めるための「5つの具体的な工夫」
1. とにかく読む、まず読む
2. 汚したところを読み直す
3. 内容を整理する
4. コンセプトを抽出する
5. 他者に教える
6. 批判する
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出来る人ほど、読める、わかる、書ける。
わかったつもりに注意する。
フィールド、ライブラリー、ラボラトリー
私はこう思うという主張。
独自のリサーチデータが含まれている。
先行研究に対する批判が述べられている。
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非常に役に立つ知識や考え方がいっぱい詰まっていて、非常に読むのに時間がかかった。が、知的情報が氾濫する現代ではますますこういう「読み方」=情報の扱い方が大事になると思うので、読んでおくことはためになったと思う。