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タイトルのとおり会計の基本的な考え方をやさしく解説している本。水、木、火、金という概念を使って、資本(水)から資産(木)を用意し、資産(木)を使う活動を費用(火)と捉え、その活動から利益(金)を生み出す、という説明をしている。また、BSやPLの読み方みたいなところから入らず、ある数字を別の数字で割り算してみるとか数字の大きい項目に目をつけるといった基本的な会計センスの身につけ方から入っていて、今までの入門書とは一線を画していると思う。
水、木、火、金の喩えは賛否両論あるだろう。他の会計本で理解できていれば、まあそういう喩えもあるかもしれないねといった感想が一般的だと思う。会計センスとはどういったことなのかを紐解き、そこから入ったアプローチはなるほどと思わせてくれた。
僕はこの本で、りそな銀行や足利銀行で世間を賑わしていた税効果会計/繰延税金資産がなにものか一応理解できた。しかし、繰延税金資産なんて認めるべきではないとおもうなあ。企業会計と税務会計の基準が異なっているのが前提なのだから、法人税額が利益の40%程度になっていないと不自然というのは納得感が低い。利益マイナス、法人税額いっぱいというのが自然な姿だと思う。不良債権の費用処理の基準を欧米並みに緩和するといった対処とセットで議論しないといけないのはそのとおりだろうとは思うけれど。
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非常におもしろくわかりやすい。今年度最高のおすすめ本です。 会計は数字だけど、もっと大切なのはその数字の意味することをイメージとして捉えることだと思います。
結局難解な専門用語を覚えるよりも、その仕組みを大雑把でもいいから捉えていたほうが後々の学習効率は高まると思います。これは、そんな会計の全体像を大雑把に捉えて説明した本です。
アニメ、イラストを多用しているので入り込みやすく読んでいて疲れません(電車の中で一頁少女のアニメが書かれているページを開いていたときはちょっと恥ずかしかったのですが。。。)。
途中、会計をわかりやすく親しみやすく伝えるために著者作成の小説が疲労されますが、この小説はちょっぴりやばいです。下手すぎます。ただ、後半から会計の機能的な説明になってきていて読みやすくなりました。萌える要素はあると思いますので、そういうものを求めている人には非常によい本なのではないでしょうか?
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何が助かったって、簿記の試験の時に頭の中には この本にのってた四つの箱のイメージ! あれのおかげで負債・資産・費用・収益の貸借の位置をわかりやすく覚えれました! ほんとに優しいです。大切なのは割り算!?
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会計学入門の本ですが、かんなりわかり易かったです。
堅い本が苦手な方は 一度読んでみてはいかがでしょう??
会計学が好きになりますよ♪
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これ実はまだ読み途中……。
でも、おもしろいです。会計の仕組みがわかります。利益とか、そういう簡単なところからスタートで決算とかをみて会社の状況を知る?みたいなのが目的です。
でも、個人的には似たシリーズの「世界一感動する会計の本です」の方がおもしろかったです。
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会計の世界をちょこっと覗き見れました。説明をしたあとに物語で説明した内容をとりあげて復習させてくれるので、わかりやすいでした。自分の勤めてる会社の会計も見てみたいと思わされます。
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基礎の基礎.中身はわかりやすいけど,電車の中ではアニメがチラチラ気になって読みにくいかも... KW:4箱[資金源][資産,財産][費用,出費][収益,売上]
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「さおだけ…」で有名なあの方の本。
難しいテクニカルタームは、全くといっていいほどでてこず、身近な言葉で具体的に解説。
図の量も相当多いので、イメージがつきやすい。
会計をかじっている人には新鮮に感じられ、全くの初心者も確実に読みきれる内容です。
ただ、絵がかわいすぎるので、電車の中では読み難し…
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図が多く計算がイメージしやすかった。B/LとP/Lの図が「おぉーそうだったのか!」と納得。決算書を読みたくなる。でも、小説のが私にはわかりやすい
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決算書をはじめて読むに利用した本.
非常に分かりやすいです.
もちろん,この本だけでは完全ではないですが,
初学者にはうってつけだと思います.
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会計数字を見るコツ
1) 割り算を使う = 1単位あたりいくらかを出して、比較する
2) 大きな数字に着目する = 特徴をとらえる
3) お金の回転をイメージする
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本当にわかりやすい会計の本だった。
会計のみならず、
知らない人に何かを説明するときは
こんな風に説明すればいいのだなと思った。
若造の頃、
”理解してもらえない”、
じゃなく”理解させられなかった”
と思うよう言われたのを思い出した。
もう一度読んでおこう。
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2008/4/29
財務管理で習った式が出てきたー。やっぱり何度も勉強したり実際に使ってみたりしないと身につかないものだと反省(^^;)
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女子大生会計士はおいておいて、
確かに分かりやすい入門書でした。
小難しい本の前に読んでおきたい一冊です。
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さすがベストセラー。
構成としては、4つの箱を使った会計の基礎知識を説明する部分と、女子大生会計士が活躍する小説とが交互に組合わされている。そのため、たまに基礎知識について整理がつかなくなっても読みながらいったん頭を休めることができ、飽きずに読むことができる。
もっとも、中身は飽きるのとは無縁と思えるほど興味深いもの。4つの箱、つまり資金源(負債と資本)、資産、費用、収益を水、木、火、金にたとえ、お金の流れを水(資金源)が木(資産)のもととなり、木(資産)を火で燃やせば(費用)、結果として収益としての金の延べ棒につながるというのが根っこの発想。さらに、資金源と収益は右側に、資産と費用が左側にというのは、貸借対照表などでいうところの借方が左、貸方が右というのに対応している(本の中には直接書かれていないが)。これで既存の財務諸表などから企業の動きが読み取れるようになれそう。
お金の動きが把握できるという点ですばらしい入門書。