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UMLモデリングの本質 良いモデルを作るための知識と実践 みんなのレビュー
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紙の本
内容紹介
2004/05/21 12:18
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投稿者:日経BP社* - この投稿者のレビュー一覧を見る
情報システムを設計・開発する場合、良い「モデル」を作ること=モデリングが重要な意味を持つ。UMLは、このモデリングに使う標準的な表記法である。最近UMLを使う事例は増えているが、実際にモデリングしたものの出来は今ひとつであることが多い。UMLの表記法を単に覚えるだけでは、良いモデルを作ることができないからだ。
なぜか。それはモデリングの知識や方法論が足りないからだ。モデルは、要求仕様の変更や事後の機能拡張に強くなければならない。さまざまな立場の人が、理解できるようわかりやすくなければならない。曖昧さや矛盾を含んでいてはならない。このようなモデリングをどうやったらできるのか。
本書は「UMLでシステムをモデリングするときに、できるだけ本質的なモデルを追求する」ために必要な知識と知恵を解説する。
■目次
第1章 UMLの基礎知識
1.1 なぜモデルを書くのか
1.2 モデリングの歴史
1.3 表記法を正しく知る
第2章 クラス図作成の技法
2.1 概念を扱う
2.2 クラス図の基本
2.3 クラス図作成の手順
2.4 動的側面を検証してクラス図を完成させる
2.5 実例でモデリングをマスターする
第3章 概念レベルから実装レベルへ
3.1 概念レベルのクラス図を実装レベルに変換する
3.2 インタフェースの設計
第4章 パターンとリファクタリング
4.1 分析・設計に役立つ「パターン」
4.2 『アナリシスパターン』
4.3 『デザインパターン』
4.4 ソフトウエアの柔軟性を高めるリファクタリング
第5章 ビジネスモデリングへの適用
5.1 UMLをビジネスモデリングで使う
第6章 モデリングの実践1(酒問屋の在庫管理)
6.1 要求をとらえてクラス図を書く
6.2 「揺さぶり」でモデルを洗練する
6.3 OCLで制約を記述する
6.4 実装モデルへ変換する
第7章 モデリングの実践2(航空券の予約)
7.1 分かりやすいクラス図を作る
7.2 定石にとらわれず無駄を取る
7.3 曖昧さや矛盾を概念レベルで撲滅する
第8章 モデリングのスキルを高めるには
8.1 モデルとは何か
8.2 モデリングのスキルを磨く
8.3 モデラーの心
付録
・UML2.0をどう使うべきか
・推薦図書
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