紙の本
著者にはぜひ改訂新版を期待したい
2009/10/10 21:05
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルには「海外パックツアーを~」とありますが、これは個人手配ツアーの旅行者でも十分に役立つ海外旅行術が満載の一冊です。
まず私が一番驚いたのは、ホテルでハウスキーパーへの心づけとして置く枕銭という習慣が日本人旅行者の間にしか存在しないという事実。以前、「海外旅行が変わる ホテルの常識 (地球の歩き方Books)」という本の中で、「ベルボーイやドアマンよりもハウスキーパーの方が基本給は高く設定されていて、それはベルボーイたちと異なりハウスキーパーはチップを期待できないからだ」と書かれていました。私は、ハウスキーパーのほうが毎朝枕銭をもらえるからベルボーイよりもチップを受け取る確率は高いのではないかと小首を傾げながら読んだものですが、本書を読んで疑問が氷解しました。海外でハウスキーパー向けの枕銭などは本来存在しないのです。
その他にも、時差ぼけ解消に朝昼食には肉・魚・卵・豆腐などのたんぱく質を、そして夕食には炭水化物を取ると良いだとか、海外でそれなりのレストランに行くときは空いていても予約を入れたほうが厚遇すべき客として扱ってもらえる、といった裏技的情報も今後役立ちそうです。
またなんといっても添乗員としての著者の温厚な人柄がにじみ出るエピソードがいくつも綴られていて、大変好感が持てます。海外旅行中は思わぬトラブルや計算違いの事態が待ち受けているものです。そうした緊急時に、あせらず怒らず冷静に、時にユーモアや罪のないウソをまじえて対処していく著者の経験談は、大変面白く、爽快な心持ちで読むことができます。
2004年4月に出版されたものですから、空港でのチェックインなどに関する記述は古くなっているおそれがあります。最近はインターネットでの事前チェックインなどのサービスが始まっていますので。
著者にはぜひ、最新情報を盛り込んだ続編を期待したいところです。
投稿元:
レビューを見る
海外旅行好きにも旅行初心者にもお勧めの本です。旅をもっと充実させるためのポイントが分かると同時に、添乗員から見た旅が分かり、旅の違った一面が見られます。
投稿元:
レビューを見る
フリー旅行派だが、パックツアーの利点も色々あるんだ。意外と知らないことが多くてちょっとタメになった。
投稿元:
レビューを見る
2010.03.24
我が家は父が団体行動大嫌いな人なので、基本的にフリーツアー派です。別に無理して個人ツアーしてなくって、楽しんで個人ツアーしてるよ。
そんな個人ツアー派にも役立つ情報はいっぱい~。
気になる所に付箋つけながら読んでたら10ヶ所以上についた(笑)
日本帰国したらパッケージツアー利用して色々添乗員さんから情報GETしたいな、って思ったよ^^
それにしても、添乗員って大変なお仕事だね。私、てっきり担当地区が決まっててそこばかり行くのかと思ってた。あっち行ったりこっち行ったり。お客様の事を考えながら、ツアー中は会社の代表としてそれを1人で背負って臨機応変に働く。旅行が好きだから、という理由だけでは私には無理そうだな;;
追加として。
ヨーロッパのホテルではお湯が出たらラッキー、と書いう項があったけど、ちょっと言いすぎかな、って。チェコ在住って事で一応私はヨーロッパのホテルはそこそこの数行ってると思うけど、お湯があまり出なくて困ったのは1、2回かな。シャワーが古かったり温度調節が難しかったり、っていうのもしばしばあるけどまぁ許容範囲。(あ、でも日本ほどのサービスをこっちで期待するのはダメだよ)
ちなみに泊まるのは星がついてて3つ、星の無いホテルもよく利用するけどそんなに困った事は無い。出版されて5年経ってるので改善されたのかな?バスタブ付のシャワーは確かにあまり多くは無いけど、無きゃ無いで全然問題はないからなぁ。
あと、いくらお客様のためでも他人を犠牲にするのには共感できなかった(モロッコの件)
でも、添乗員さんの視点から、私達旅行者に“もっと旅行を楽しんでもらいたい”っていう思いがすごく伝わってきてとっても読みやすかったし、読んでいて楽しかった。
もっとこういう本あれば良いのになぁ。
投稿元:
レビューを見る
添乗員の視点から描かれており、おもしろい作品!
お客からよく出る質問やクレームを取り上げて、どうすればよくなるのか、といった実践出来る内容になっている。
旅行は、周りの環境は変わらないでも、自分の考え方をちょっと変えることで、優雅な旅行か後悔する旅行かが決まる!、ということを教えてくれる。
パンフレットをとった時点から旅行は始まっており、そのツアー選択のポイントも書かれており参考になった!!
投稿元:
レビューを見る
旅行したい病に罹った時に山ほど買ったハウツー本の中の一つを、積ん読崩しと旅行の予習も兼ねて読みました。
パックツアーも悪くないんじゃない?と素直に思えるコラムの数々で、格安航空券に関するものや、旅行会社の裏話が面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
タビ好きな人間は思うだろう。
パックツアーなんて、旅じゃないと。
ボクも比較的そんな類の人間だ。
自分でタビするフリー旅行こそ旅なのだと。
そんなボクでも、たまに・・・いや意外にパック旅行を利用する。
特に、短い滞在期間でヨーロッパを旅するにはパック旅行がお得で効果的だし、パック旅行でもフリープランが多いコースでは、組み立て次第でフリー旅行的なパック旅行に変えることができる。
本書は、海外パック旅行をわがままにカスタマイズするヒントが満載だ。
パック旅行のみならず、すべてのタビする人が使える秘訣がある。
読み物としても、ボリューム満天であり、読んでいるうちにパック旅行や旅行会社、そして添乗員の仕事の裏側を感じることができる。
すべてのタビする人に78の秘訣が役に立つ。
投稿元:
レビューを見る
・レンタルにて。
・これを実践してVIP旅行になるかは不明だが、旅行の仕組みやトラブルに遭った際の対処法、また知っておいて損はない情報がいくつかあった。
・飛行機の予約の仕組みに明るくなく、なんとなく損をしている気がするので、そのあたりを勉強したい。
投稿元:
レビューを見る
新版が出ているくらいで旧いが、添乗員業務とはどんなものかの勉強にはなる。さて新版がどれくらい違うか。
投稿元:
レビューを見る
旅行好きな方にオススメの一冊!
海外旅行ツアーによく行くけど、もう少しツアーの裏側をのぞいてみませんか?
スケジュールに書かれた時間帯表記の詳細や、買い物目的のベストシーズン。
あるいは、飛行機の時差ボケやエコノミー症候群の予防法など。
本書を読んで個人的に印象深かった内容3つを紹介します。
1つめ、買い物するとき、なるべく商品の金額に近い紙幣を出すべき。
2つめ、ショッピングの際、ふっかけてくる値段は人種によって変えている。
3つめ、盗られて困るものを持ち歩かないこと
本書には78もの秘訣が書いてあります。
実際には、既に知っていたり、あまり役に立たない内容も、あるかと思いますが、全体の1〜2割でも為になれば、読んだかいはあるかと思います。
テーマは、78に別れて書かれているので、隙間時間にコツコツ読むことができますよ。
投稿元:
レビューを見る
美味しいお店は、地元民がいる路地裏の店
ツアー客よりも個人客(紹介やリピーターなら尚更)の方がいいサービスを受けられる。
リコンファーム。air china
マイレージ連携。マイレージ特典。席のアップグレード。優先振替
パスポートはコピーを携帯し、本物はスーツケースの中で、ケースの鍵はしっかりかける。
旅のトラブルは、保証を受けられるチャンス。ホテルや飛行機座席のアップグレード、スーツケース新調、滞在期間延長と旅行券など。
投稿元:
レビューを見る
調布図書館から借りて読んだ。
初めてのクルーズ旅行で行くため。
クルーズ旅行のために自宅を出てから返却した。
(2024.3.11)
※2010.10.16貸出from調布図書館、11.6返却
過去の手帳を整理していて読書記録を発見(2024.3.11)