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同僚がそっと机の上に置いていった(貸してくれた)本で、作者さんを全く知らなかったのですが、サスペンス物だからか札幌という舞台が良かったのか、とても楽しんで読みました。ハードボイルドチック。
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クライマーって怖い、、、と思ってたらそこからさらにストーリーが展開。いつもの「俺」とは違ってまともな探偵さんのお話w
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探偵畝原シリーズ第三弾。
ごくありふれた浮気調査のはずだった。
夫の浮気現場の写真を撮影して欲しいという依頼を受けた畝原。
依頼人に指定された場所に現れたのは夫の本当の妻だった?!
依頼人は一体誰なのか?
その直後から始まる嫌がらせの先に待っていたものとは?
タイトルに秘められた「悲鳴」を体感してほしい。
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この人の話は、人を不愉快にさせる。話が面白くないというのではない。登場人物がとにかく不愉快にさせるような人間ばかり。冒頭のストーカー女など、そんな女に目をつけられたら終わりとしか思えない。理性とか常識が通じない人間にはどうしたらいいのか、、、不愉快にさせられるということは、作者の狙いなのかもしれない。
警察に対する恐怖も感じるなぁ。現実はここまでひどくないと信じたいけれども、もしかしたら・・・、と思わせてしまう。
読後、必ず不愉快な気分にさせられるけれども、やっぱり続きが読みたいんだよね。。困ったもんだ。←この口癖もちょっと多すぎで、ややうんざりしたけれども、そういうのも狙いなのかも。
主人公の家族の話だけが、普通でとてもいい。
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作者は強く憤っていて主張したいのだろう。それはわかる。
でもエンタメ小説を読む者としては、毎度毎度、北海道警と札幌市役所(北海道庁だったかな?)と土建屋とヤクザの癒着が結末では正直飽きる。
俺12冊と榊原2冊と畝原3冊を読んで、しばらくこの作家とは離れたくなった。でも俺の12冊目は結構好きなんだよなぁ。13冊目が出たらまた読むんだろうなぁ。。。
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最後まで読んでタイトルの意味がわかり、辛い気持ちになったけど、やっぱり東さんの作品は面白くて引き込まれてしまう。
警察の不正を批判する話が多く、痛快!!
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探偵畝原氏が今回も頑張ります。
ちょっと妙で実はものすごく狂気な女に
依頼を受ける。
その話は、終わったかと思っていたら
話が進むにつれて
いろんなところで
絡んでくる。
警察が信用できないなんて
どしたらいいものかと思うけど
今回も畝原氏、頑張る。
高橋さんが殺されたのはホントに残念。
可哀そうだよ。。
困ったもんだ。
冴香ちゃんが毎回、危ないめにあうのは
ちょっと~なんだけど…
結局、父が踏ん張るのはそういう時なのかもしれない。
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畝原探偵シリーズ第3弾。
巨大な陰謀に捜査。「24」ばりだ(と思う)。読み終えて、タイトルを噛みしめる。
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ストーカーの陰湿な話かと思いきや、
予想外の展開を見せる本作。
本流となる事件は最初の200ページを読んでも
これっぽっちも様相を表しません。
ここまでだけでも十分、楽しめたのに
続きは色々な伏線が張られていて
最後までドキドキしました。
もちろん、最初の200ページも関係している。
ススキノ探偵シリーズから読んでいますが
東直己さんの作品は段々と面白くなりますね。
こんな言い方は何ですが、
良い意味で上手になってる。
次はいよいよ各シリーズが交差する巻。
楽しみです。
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2015.5.8ー25
畝原シリーズ。
浮気調査から始まるストーカー女と遺体バラバラ事件の進行に、行政・警察・土建会社の癒着やら新興宗教やらちょっとした悪意など、相変わらずいろいろな問題が絡んで一気読み。
題名の意味が非常に重い。
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畝原シリーズ第三弾。
出版された2003年、この辺りの年だと、「キレる17歳」だとか、クレイマーなんてのが社会問題になってた頃か。
強烈な自己憐憫で己を覆い、自分以外の世界すべてが敵であるなんて拗らせたのが、少数ながら存在する。それは今に限ったことではなく、はるか昔から。その昔ってのも、古代に遡ってさえも。
正義だ悪だと二元論ではなくて、だれしも必ず起こりうる。東作品に一貫して掲げられる、悪の捉え方。
三作目は、かなりズッシリくる。
重厚感が凄まじい。ラスト近くの産廃前の描写は、小さなお子さんを持つ親御さんは読むの堪えるだろうな。
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複数回再読。
産廃業界と警察の癒着に切り込むウネハラ。この頃は巨悪と戦ってたなー。
玉木が男気を見せるのがとてもよい。
めんどくさいこだわりを持つウネハラが一度だけ高橋のことををチーフと呼ぶ、悲しみに寄り添って思わず出た言葉だろう。
そして近藤の時も無心論者を貫いたウネハラが手を合わせる。
たばっちゃんみたいな人いるよねー。すぐに楯突いて職を転々とする人。
交通事故の被害者があまりに悲痛で、なんで著者はこういうのをリアルに書けるんだろう。
ススキノの俺シリーズが映画になって金が入ったせいか著者が新作を全然書いてくれない。映画を恨んでるよ。