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ポアロ16作目。ナイルに死すと同じ旅ミステリーなんだけど、なんか今回は集中出来なかったなぁ……。
訳かなぁ。個人的に語彙が合わない感じ。ストーリーはいいんだけど、言葉選び?が所々引っかかって現実に引き戻される……うーん残念。
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霜月蒼『アガサ・クリスティー完全攻略』で星5つの高評価であるけれど、そしてストーリーはよく出来ていると思うけれど、でも私はイマイチだった。何故なら、いささかアンフェアではないかと思う(単に私の読み取り不足か)のと、犯人の心理描写が物足りなく感じたからである。
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気になってななめ読みしまくったけど、
犯人が意外すぎて逆に引いたというか…
しかも、相手の話を丹念に聞いてつじつまが合うか確かめていくじっくり系。斜め読み族だと面白さが減ってしまうので注意。
それにしても外国の人はどうしてこうも簡単に一目惚れレベルで恋に落ちるのか。
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名探偵ポアロシリーズ。
原題 "Appointment with Death"
2021年3月に、三谷幸喜×アガサ・クリスティー×野村萬斎のシリーズ第3弾としてドラマ化される作品と知り、読んでみた。
(以前、「死海殺人事件」のタイトルで映画化)
面白かったので、★4つ。
「ABC殺人事件」のような連続殺人事件も面白いけど、ただ一つの殺人事件を描いた本作も面白かった。
殺人がすぐにも起きそうな幕開けだが、なかなか事件は起こらず、4割ほど読み進めて漸く事件発生。ボイントン夫人の死亡発見まで長かったけど、それまでのボイントン家の人々や関係者の描写は意外と間延びせず楽しめた。
ポアロによる個々の事件関係者へのヒアリング、そして、関係者を一堂に集めて謎解きが行われるのだが、その場にいない人物が犯人とは意外だった。でも、犯人は事件前後の様子を陳述するだけでは物足りなく感じる人物だったし、動機も細かく読んでいればわかる人物だったので、すとんと受け入れられた。
エピローグで5年後のボイントン家の人々が描かれているのだが、事件関係者の中から新たに3組のカップルができていたのにはびっくり。サラとレイモンドは事件当時から互いに恋愛感情を持っていたので驚かないが、ほかの2組のカップルは意外すぎて驚いた。
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死海を舞台にしたミステリ。ポアロが出会った、専制君主的な母親に支配された一家。その様子は楽しい家族旅行には程遠く、やがて起こるべくして起こったとも思える殺人事件。動機は誰にでもあり機会もまた誰にでもありそうに思えるのだけれど、単純そうで複雑な事件です。各々の証言を突き合わせて真相を導き出す物語は、一見地味だけれど読みごたえがありました。
何が厄介って……犯人はもちろんのこと、証言者がとにかく嘘つきまくってます(笑)。どいつもこいつもまったく……! ここから犯人を指摘するのは至難の業に思えますが。まさかあの意味深な一言にそんな意味が込められていたとは! そこに気づけば一気に真相にたどり着けたのか、という目からうろこの解決編が印象的です。
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冒頭に「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃいけないんだよ」から、最後まで一気読み。犯人が想定外すぎた。
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今週末(2021/3/6)ドラマが放送されるので読んでおいた。三谷幸喜脚本、野村萬斎がポアロを演じる第3弾。オリエント急行とアクロイドは読んでたけどこれは読んでなかったので。なるほど、こういうストーリーだったのか。。。どんな風にドラマ化されるのか楽しみ♪
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中近東を舞台に、旅行中の富豪一家の母親の死をめぐる事件を、名探偵ポワロが解決していく。
子どもたちを外の世界に触れさせずに育てた専制君主の母親が、なんとも恐ろしい。
クリスティのなかではあまり知られていない作品だが、三谷幸喜がドラマ化するにあたり、新聞のエッセイで、ぜひテレビで見る前に原作をと勧めていたので急きょ書店へ。近所にはなかったけれど、駅ナカの大型店舗にはたくさん平積みされていた。テレビ効果は大きいのだなと改めて感じる。
クリスティを読むのは久しぶりだったが、懐古的なおもしろさが味わえた。こういう骨休め的な作品もたまにはいいな。
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三谷幸喜が今度のドラマの原作とコラムに書いていた本作はそういえば読んだことなかったなと、本当に久しぶりのアガサ・クリスティ。最近、本を読む気力がなかったのでリハビリにも昔慣れ親しんだクリスティはちょうどいいかと。ほどよい集中力が必要で、脳の中で映像も浮かびやすいクリスティのミステリは疲れている頭と体の癒しにぴったりだと読み終わって感じました。
クリスティは本当に読者を欺くプロです。最初から読み手の気を逸らすことに全精力を傾けてたということが読み終わってわかるのだけど、完全に術中にハマってます。クリスティのすごいのは何も隠してないこと。逆にそのポイントとなる場面は何度も触れられており、読者はしっかりとそのシーンを覚えているのですが、それがそんなに大事なことだとは気づかずにきてしまい、ポアロの種明かしの場面であっそうだったのかとなるのです。たぶん多くの読者はこの作品を読む前にクリスティの有名な作品を読んでいる可能性が高く、今回はあのパターンに似てるかもなどと思いながら読むため、余計ミスリードされるということすら狙ってるのかもしれません。
結局、三谷ドラマは見てませんが、日本だったら熊野古道だろうな…という舞台設定は納得。でもエキゾチズムは出ないよね。
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ドラマ化された原作。脚本の三谷さんが絶賛してたので読みたくなってKindle版ポチッとした。ほぼ会話で進むけど、後半一気に読み進めた。伏線回収、電子書籍だと読み返しが面倒ですね。ポアロの名推理、堪能しました
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そして誰もいなくなったでは読んでるうちに誰が誰かわからなくなって混乱してたけどこちらは全員のキャラが濃いのですぐ覚えられた
おばちゃん殺さんでもみんなで逃げればいいのにと思いながら読んでたけど、まだ逃げたい気持ちに気づいたばかりなら考えが突飛になったり逡巡して諦めたりはあるだろうなってなった
もしも犯行が行われずにちょっと経ったらみんなで逃げるってパターンも考えられそう
真犯人が意外すぎてびっくり まだ読んだばかりでなんで?って感じだけど最初から読み直したらまた犯人に対して印象がかわるかも
しかし犯人を自殺させるように仕向けるのやばいね
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天才的。
ポアロの遠回しな推理披露会も悲しい結末も不自然な謎の合理的真相も全てが天才的。
クリスティーのいる地球でクリスティーのあとに生まれた自分に感謝する。
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心理的な分析が多く残されていて、好奇心をそそられる展開だった。登場人物が美男美女という設定もなんか嬉しい。
ボイントン夫人からサラに向かって言われたセリフの真意が暴かれた時はドキッとした!
伏線がかなり念密に描かれていて楽しかった。
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原作と三谷さんのドラマで、どんな変更点があるのかが知りたくて読みました。
(黒門ホテルとか…)
伏線が美しい。
文学に「美しい」って変かもしれないけど、そう感じました。
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やっと読了。これで録画してたドラマが見れるー!
家族を精神的支配しているボイントン夫人が強烈。こんな意地悪な人って会ったことない。
(そう簡単にいては困るけど。)
それがわかっていて嫁に行ったネイディーンってすごい。しかも我慢しながら介護まで。
誰もがボイントン夫人の死によって幸せになれるような状況で、いつも通りみんな怪しい。
ポワロの偶然の聞き耳もさすが。