紙の本
考えさせられる一冊
2017/10/17 23:12
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
人工妊娠中絶がテーマの本作。知らないこともたくさんあって、ショッキングなこともありました。いろいろな意味で考えさせられる作品でした。
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山田宗樹おもろい。
人工妊娠中絶の話。
よく調べて書いてあるし(偉そう?)
分かりやすいから、問題を考えさせられる。
中絶の現状や、歴史なんてしらんかった。
胎児はヒトじゃないんだって。殺しても罪にならない。
男の子が崇められているインドでは、
女の子って判明した時点で中絶しまくっていたらしい。
女の子だと結婚式の持参金が必要だから
貧困がますますそうさせたらしい。
んで一時は男ばかりで政府は頭をなやませたと。
などなど。
いろいろ考えたいことや考えなきゃいけないことは
あるのに、日々はあっという間に過ぎてゆく。
光陰矢のごとし。
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妊娠中絶がテーマの小説。
出だしから後期ヤミ中絶シーンで衝撃的。
タイトルの「天使の代理人」というのは中絶を思いとどまらせるために説得を行うグループの名前。
一見無関係そうな4人の登場人物が物語がすすむにつれて天使の代理人とかかわりあっていくところがドキドキする。
胎児は人間なのか、それとも自分の体の一部なのか。
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妊娠中絶がテーマの小説。難しいテーマですよね。中絶手術がよくないことなんてことは皆普通に分かっているけれど、止むを得ない状況もあるわけで。。両方の意見を上手く組み合わせて公平な目線で書かれているものなのかもしれないけれどちょっと納得行かない箇所もあり。とはいえ、こうゆう小説を読んで色々と考える事ってのは大事な事ですね。
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淡いブルーの表紙に魅かれ中を見ると中絶…ん?
って気に読みました。
すんごく考えさせられた1冊
男女問わず今の若者に読んで欲しい1冊ですね。
最後はホッとする展開で涙がでましたよ
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産婦人科の看護師たちが、人口妊娠中絶をくいとめるべく「天使の代理人」という名のグループをたちあげる。中絶シーン、そして中絶を考えるママたちの複雑な心境がリアル。テーマかなり重いので、落ち込んでるときには×。でも最後にはホッ。
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この本を読んで、日本で一年に堕胎される人数がどれくらいか、HPで調べてみました。堕胎される子供を救おうと言う内容のこの本。子供が出来たときの自分の気持ちを振り返りつつ、いろいろ考えさせられました。
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最後まで読むのに、やたら時間がかかってしまった。途中、読まない時期を挟んでしまったりして。つまり、そこまで「次読みたい!」という気にはならなかったんだろう。しかし、「14歳の母」を高校生が結構見ているけど。今の10代って、どんなふうに妊娠や中絶を考えているんだろう。そっちの方が気になる。
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最初のシーンから涙・・・です。
中絶について考えさせられました。
現在日本では50万もの命が生まれる前に消し去られているそうです。
悲しいことですね。
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妊娠・中絶に関して考えさせられた。
ちょうど見た時期が「14歳の母」と同時期だったから
違う視点で見れたのが良かった。
乳児は人間で、胎児は腫瘍。
痛々しい表現も時々あったけど
それ以上に女って強いんだなって思った。
色んな捕らえ方ができると思う。そんな本。
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図書館で借りました。
題名を見て、もっと軽い内容だと思って、ブルーに羽の飛んだ表紙を見て、もっと軽い本だと思ったけど・・・重かった。
命の誕生に立ち会いたくて助産師になったのに、中絶介助をしなければならないことに疑問を感じた助産婦、精子バンクを使って妊娠した元銀行員、同姓同名の中絶希望者と間違われて結婚5年目にやっと授かった子を堕胎された主婦・・・・それぞれが平行して時には交じりながら未来に向かって進んでいくお話。
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こういう作品こそ映像化されるべきだと思った。嫌われ松子で自分の武器を磨いて、本領発揮した感じです。
女性といえど、妊娠中絶に対する知識は全く無いに等しかったことを知った。またそれが何故なのかもわかって愕然とした。
すべての女性に読んで欲しい本。そして女性と人生を共にする男性にもゼヒ。
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妊娠と中絶がテーマの本です。
【違法ながらも陰では平然と行われている後期妊娠中絶。
そこで数百にのぼる胎児の命を奪ってきた助産婦。
銀行でのキャリアを捨て、精子バンクで子供を産む事を決意した36歳の女。
5年目にして待望の妊娠直後、病院側の人違いで中絶させられた26歳の女。
望まぬ妊娠で中絶を考えたが産み育てる事を選んだ20歳の女。それぞれの人生がだんだんと交差していくストーリーです。
重いテーマで同じ女性でもいろいろと意見が違うだろうなぁと。
確かに中絶反対と賛成のどっちの意見も半分は理解できるんだけど私の中では反対だよね。物語の中では胎児が女の子だとわかり男の子が欲しいから中絶するという事も出てくるけど、それはもう、私にはNOです。胎児がまだ人間じゃないという前提で
中絶肯定を唱えられるともう、どうしようもないですよね。永遠に分かり合えないと思いました。
私も出産経験があり、5ヶ月目前で流産しかかりました。
あの時、流れていたら今、この子はいないんだと。
大変な事も多々あったしつらかった事もあったけどそれでもやっぱりこの子がいてくれてよかったと心から思う。
産んでみたら変わる事もあると思うし。
せっかく産んだのに虐待される子供もいるし。
難しい問題ですね。。
女性に読んで欲しい一冊です。
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途中で涙ぐんでしまった。それは私が女性だから、というの多分にもある。
命が生まれる事は確かに尊い。けれど、それを生まれる前に奪うことは悪いと一概に言えない
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中絶手術を決意した女性のもとに現われ、中絶を考え直すよう話をする「天使の代理人」
それに関わってくる女性達のお話。
実際にはありえない話だよなーと思いつつ、興味深く読めた。
この話はフィクションだけど、中絶する人が多い現実を知り、かなりショックを受けました…