紙の本
実際に役に立つノウハウ本
2004/10/17 13:46
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投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
鬱病患者、その家族や上司を対象とした、ハウツウもの、ノウハウ本である。しかし、一行毎に思いやりを感じるのは、深読みし過ぎだろうか。中高年の鬱病罹患者が増えているという。働き盛りの人が鬱病にかかり、職場へ復帰するまでの、注意事項、心構え、具体的プロセス、モデルケース、を具体的に親身に紹介している。チェックシートや、相談先のリストもあり、実際に役に立つ本と思う。
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うつ病知識本は以前からそれなりにあったが(最近は軽症うつから大うつ病までかなりの出版数である)、病後の職場復帰としては比較的早くに出版されたのではないか、と思う。
書いてあることはもっともなのだが、これが現在の段階で(出版から数年経っても)実行可能かどうかというと、なかなか難しいので評価は低めにしてみた。
(自分など、最初の職場復帰のとき、医師に書いてもらった診断書に段階的に従来の勤務にもどすこと、という注意書きに人事は「完全復帰じゃないのか!?」と驚かれた。
うつ病から復帰する本人はもとより、人事や上司などにも基礎知識として読んでもらいたい本ではある。
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目次: ○ 参考文献: × 8点のみ 索引: × 図表: 少ない 名簿: ○ 定期的な改版: ×
この本が対象とする読者: うつ病による休職者及びその家族
内容: うつ病患者の社会復帰支援を目的とし、うつ病の回復と再発防止に役立つ知識や心得をコンパクトにまとめた本 - 「うつ病」とはどのような病気か、「うつ」の再発予防と症状自己管理などの全6セッションに別け、各セッションに患者や家族の体験談やアドバイスなどをまとめたコラムを配する。本文は各1頁程度の小項目に分かれ、目次に小項目まで表示されているので、必要な項目が探しやすい。巻末に「職場復帰への具体的ステップ」1週間の行動を気分を記録する「記入シート」の書式、各種相談窓口一覧などを付す。
◆◇◆公共図書館のための「健康情報の本」選定ノート 掲載 2007 単行書【47】◆◇◆
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[ 内容 ]
サラリーマンが「うつ病」で会社を休むことになった。
治療の中心は服薬と十分な休養。
症状を自己管理するための具体的な方法を紹介。
復職のために必要なステップとは?
家族が燃え尽きないために。
職場に「うつ病」について知ってもらおう。
[ 目次 ]
1 「うつ病」とはどのような病気か
2 「うつ」の再発予防と症状自己管理
3 「うつ」を乗りこなす―キャリアリカバリーへの道筋
4 復職に向けての心得
5 事例から学ぶ回復の心理的プロセス
6 家族が「うつ病」になったとき
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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