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紙の本
いろいろな方面からお天気を凝縮
2004/08/28 01:24
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Gchan - この投稿者のレビュー一覧を見る
bk1に注文して、ポストを外から確認するたびに「なかなか届かないなあ」と思っていたら、なんと、とっくにポストの中に入っていた(笑)。
表紙の雰囲気から、よくあるパソコン入門書のようにA4くらいあるのかと思っていて、中まで確認していなかったのだ。ちゃんとポストに納まっていました。A5版です。って、注文する前にちゃんと書いてあったんですけどね……。ぱらぱらと眺めるには手ごろな大きさです。
全ページカラーなのは予測していたことですが、天気の本だから、春夏秋冬の雲や霧氷など写真も豊富。衛星写真を使った各季節の前線の様子の解説などもあります。
地学的な気象に関すること、天気図の読み方などは、もちろん冒頭に載っていますがそのほかにも、春夏秋冬の季語や二十四節気(立春とか大寒とかいうやつ)、桜の咲く時期であるとか、ますます注目を集める環境問題であるとか……こうみると、気象っていうのは「国語算数理科社会」を全部網羅してるんですね。そりゃそうか、地球の根本のことなんだから。それぞれの教科書にでてくる、気象に関する部分が全部まとめてある感じです。
購入する前は「図書館に行って借りて、一度眺めればいいような本かなあ」と思っていたのですがとんでもない。
一家に一冊、これさえあれば、お天気お兄さんお姉さんの解説にも、いちいち「うんうん」と頷けることでしょう。いや解説を聞く前に、先に自分で家族に説明したりできるようになってるかもしれませんけど。
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